※アイキャッチ画像出典:シマノ
今回はシマノから発売されている【サイレントアサシン】シリーズのご紹介。サイレントアサシンはリトリーブすることで強めのウォブンロールを演出してくれるルアーで、ミノーでありながらバイブレーション的な使い方ができる、非常にアピール力の強いルアーとなっています。
そんなサイレントアサシン全シリーズの詳細スペックや使い方、インプレをまとめていきますので、ぜひ参考までに。
サイレントアサシン全シリーズの特徴まとめ
サイズ | ウエイト | 潜行レンジ | 飛距離 | |
---|---|---|---|---|
80S | 80mm | 10g | シンキング | 50m |
99S | 99mm | 17g | シンキング | 62m |
99F | 99mm | 14g | 30〜80cm | 61m |
99SP | 99mm | 15g | 80〜130cm | 61m |
120F | 120mm | 19g | 30〜100cm | 65m |
129F | 129mm | 22g | 50〜80cm | 66m |
129S | 129mm | 24g | シンキング | 70m |
140F | 140mm | 23g | 60〜70cm | 63m |
140S | 140mm | 26g | シンキング | 71m |
160F | 160mm | 32g | 40〜80cm | 62m |
シマノ「サイレントアサシン」シリーズには、見ての通り沢山のラインナップが用意されています。「沢山用意されているのは良いけど、どれをどう使えばいいか分からないよ・・・」という人も多いとは思いますが、切り分けて考えることで使うべきサイレントアサシンが見えてくると思うので、まずは使う状況を想像し、自分に必要なスペックを見出していきましょう。
まず見るべき点は「潜行レンジ」ですね。例えば水深が1mない場所で「サイレントアサシン99SP」を使うと(潜行レンジが80〜130cmなので)根掛かりしてしまいますよね?最低でも根掛かりしない潜行レンジを誇るサイレントアサシンを選ぶべき必要性が出てきます。
続いて考慮すべきなのが「ルアーサイズ」です。サイレントアサシンには80mm〜160mmまで幅広いサイズが用意されているため、その場のベイトフィッシュによりサイズを調整していきます。
シーバスが8cmのイワシを捕食しているときに160mmのサイレントアサシンを投入しても思うようにいきませんからね、このとき選ぶべきルアーサイズは【サイレントアサシン80S】です。
後は、必要な飛距離に応じてルアーセレクトするのもアリですね。そもそもサイレントアサシンは非常に遠投性能に優れたルアーですが、50m〜71mと、最大20mもの飛距離差が出てしまいます。
小場所で使うときは80〜99サイズのサイレントアサシン、ちょっとした河川や運河で使うのは120〜129mmのサイレントアサシン。大型河川で使うときは140〜160mmのサイレントアサシン・・・と、このような使い分けでオッケーです。
S(シンキング)とF(フローティング)をどう使い分けるべきなのか?
サイレントアサシンにはフローティングモデルとシンキングモデル、つまり水に浮くルアーと水に沈むルアーが用意されていますが、SかFどっちを使えば良いのか分からない・・・という人は、まずは「フローティング」を使えば良いんじゃないかな?というのが本音です。
そもそもサイレントアサシンは潜行レンジの幅が広く、シンキングでなくともある程度の水深まで探ることができますからね、よっぽど水深が深い状況下でなければシンキングは要らないんじゃないかな?というのが個人的な意見です。
しかし、フローティングに比べシンキングは「(若干)飛距離が伸びる」という傾向にあるため、少しでも沖に飛ばしたい・・・そんなときはシンキングを使うほうが良いでしょう。
超アピールでシーバスを狙う!サイレントアサシンのインプレ
サイレントアサシンを実際に使っている人の評価(インプレ)をまとめておきます。
シーバスゲームには(ほぼ)シマノ製のルアーを使っているのですが、その中でも一番活躍の幅が広いのがこのサイレントアサシンというルアーです。巻くだけでウォブリングアクションで超アピールしてくれますからね、簡単にシーバスをゲットできます。
サイレントアサシンはやはり飛距離が出るのが嬉しいですね。自分は大型河川メインでシーバスゲームを楽しんでいるので、少しでも向こうに飛ばす・・・というのがルアーに求めている絶対条件であり、それに応えてくれるサイレントアサシンは凄く重宝しています。
始めてシーバスを釣ったルアーがサイレントアサシンで、それ以降ずっと使い続けています。信頼度抜群ですね。
ぶっ飛ばして巻いてくる!サイレントアサシンの使い方
サイレントアサシンの使い方ですが、難しいことは考えず「投げて巻いてくる」というのが基本です。サイレントアサシンはキャストが苦手な人であってもそれなりの飛距離が出せますからね、ぶっ飛ばして一定速度でグリグリ巻いてくると、ガツン!とHITします。
サイレントアサシンはリトリーブすることで強めのウォブリングアクションを演出してくれ、非常にアピール力が高くなっており、巻くだけで広範囲に散らばるシーバスを寄せ、バイトに繋げることができます。
もちろん、橋脚などのストラクチャーに付いているシーバスをピンポイントで狙うこともできますし、流れに乗せながら巻いてくる「ドリフト」にも最適です(ドリフトするときはリトリーブスピードをスローにするのがおすすめ)
とにかく「投げて巻いてくる」サイレントアサシンはこれだけでシーバスを釣ることができるルアーなので、1投でも多くキャストし、1匹でも多くのシーバスをゲットしちゃいましょう。
以上、シマノ「サイレントアサシン」に関するまとめでした。