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今回は、庶民アングラーの味方メジャークラフトからリリースされている【ジグパラTG(タングステン)】の使い方や、実際に使ってみたインプレについてのお話。
メジャークラフトジグパラシリーズには、ジグパラTGの他にも「ショート」「セミロング」など様々なラインナップが用意されているため、他シリーズについては→ジグパラ特集記事をご覧下さい。
ジグパラTGには数多くのウエイトラインナップが揃っている
出典:メジャークラフト
ジグパラTGには、狙う魚種やフィールドの状況によって使い分けることができるよう、全8種のウエイトラインナップが用意されています。具体的には、10g、14g、18g、24g、32g、40g、50g、60gが用意されており、ライトなショアジギングから、本格的なショアジギングまでを楽しむことができるようになっているため、自分の釣りにあったウエイトを幾つか揃えておきましょう!
また、40g〜60gにはより大物に対応できるよう「フロントダブルフック」が標準装備されており、10g〜32gには「フロントシングル&リアトレブルフック」が標準装備されているため、パッケージから取り出すだけで即戦力になるのが嬉しいところですね。
ジグパラTGを使うメリット
残念なことにタングステンは非常に高価な素材のため、ジグパラTGは他のジグパラシリーズに比べ少しだけ値段が高いです(それでも十分リーズナブルな価格ではありますが・・・)
なので、コスト面だけを見ると「通常のジグパラシリーズを使うほうが良い」と言えますが、ではなぜわざわざ高価なTGモデルが用意されているのでしょうか?そこには、タングステンが持つ驚きのメリットが隠されているのです。
一つが「同じ重さでもシルエットが小さいモノを使用できる」という点。タングステンは鉛に比べ比重が「1.7倍」高いとされており、言うならば【鉛に比べ1.7倍重たいもの】を作ることができるのです。
つまり、同じ大きさであってもタングステンは鉛よりも重たいウエイトを有することができるようになり、「シルエットは小さいまま、ウエイトを重たくできる」というメリットがあるのですね。飛距離は欲しいけど、シルエットの小さなメタルジグを使いたい・・・そんなときは、ジグパラTGの出番です。
もう一つは、【同じウエイトであっても飛距離が伸びる】という点。同じウエイトを有する鉛製のメタルジグと、タングステン製のメタルジグを同じ条件でキャストすると、タングステンのメタルジグのほうが(僅かながら)飛距離が伸びる傾向にあるんですよ。
タングステン製のメタルジグは飛行姿勢が安定するため、鉛製のメタルジグより飛距離が伸びるのです。飛距離が大きな武器となるショアジギングにおいて【飛距離を伸ばすことができる】のは非常に大きなメリットとなり得ますので、より遠くに飛ばしたい・・・そんなときも、ジグパラTGの出番ですね。
ジグパラTGを使ってみたインプレ
では、実際にジグパラTGを使ったことのある人の声(インプレ)を少しだけまとめておきます。(ツリマガ編集部やインターネット上にあるレビューのまとめです)
- 同じ重さでも小さなシルエットが扱えるため、ベイトサイズが小さい状況下で活用することでよりよい釣果を叩き出すことができました!
- TGの高比重により飛行姿勢もフォール姿勢も良くなり、通常のジグパラよりも飛距離が伸び、操作感が高くなることがメリットに感じました
- ジグパラTGの飛距離を活かし、ナブラ撃ちに活用しています!
- TGのメリットは多く感じることができているけど、やはり少しだけ値段が高いのが難点。根掛かりを恐れすぎて攻めきれていない自分がいるので、その点だけがデメリットですね。性能面では全く問題ありませんし、沢山の青物をジグパラTGにて釣り上げています!
ただ巻きだけでも使える!ジグパラTGの使い方まとめ
ジグパラTGは、「ワンピッチジャーク」や「リフト&フォール」など、ショアジギングにおける基本的な使い方でオッケーですが、一番のキモとなるのが【ただ巻きだけで十分釣れる】という点ですね。
投げて沈めて巻く・・・これだけで青物を含む数多くのフィッシュイーターを釣り上げることができるため、ジグアクションの苦手な人から、疲れ知らずな釣りを楽しみたい人でも難なく使いこなせるメタルジグとなっています。
ただ巻きすることで左右へブリブリとウォブリングアクションを演出してくれ、その動きは最早「小魚」そのもの。ボディに塗装されたメタリックが太陽の光をキラキラと反射し、そのフラッシング効果も青物に効果抜群!
ジグアクションはもちろんのこと、ただ巻きだけでも釣れるジグパラTGを使い、多くの魚をゲットしちゃって下さいね!
以上、ジグパラTGの詳細や使い方についてのまとめでした。