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TICT【ヴィヴィッドリザードテイル】でゴカイやイソメを捕食しているアジ、メバルを狙う!その使い方や特徴をまとめてみる

※アイキャッチ画像出典:TICT

今回は、TICTよりリリースされている砂虫系ルアー【ヴィヴィッドリザードテイル】の特徴や使い方のまとめです。アジやメバルがゴカイやイソメなどのニョロニョロ生物を捕食しているときに効くワームを使い、「バチパターン」を攻略しよう!

砂虫系ストレートワームでナチュラルなウネウネ感を演出しよう

TICT「ヴィヴィッドリザードテイル」は、見ての通りイソメやゴカイなどの砂虫をイミテートされているワームであり、サイズはアジングスタンダードとも言える2.4インチとなっています。

カラーバリエーションは全8種類となっており、「オキアミ」「クレイジーシルバー」「土佐カブラグリーン」「アミレッド」「ナノラメシラス」「ナノラメチャート」「ナノラメグローピンク」「ナノラメグローオキアミ」のラインナップです。

 

グローカラーはヘッドライトの光を当てることで蓄光し、海の中で発光してくれるカラーとなり、「オキアミ」カラーに関しては「エビ粉」がワーム素材に混ぜてあり、そのニオイで魚を寄せることができるようになっています。

ヴィヴィッドリザードテイルのボディは非常に柔らかく作られていて、アジがスムーズに吸い込めるようになっており、なおかつストレートワームならではの控えめな波動でよりナチュラルに魚を誘うことが可能。

 

ヴィヴィッドリザードテイルは良い意味で「特徴のないワーム」ではありますが、その特徴のなさがよりナチュラルな誘いとなり、高アピール系ワームとは一味違った釣果を得ることができるため、引き出しの一つとして用意しておくに越したことはありません。

バチパターンに最適なワームではあるが、通年使えるワームでもある

ヴィヴィッドリザードテイルは砂虫をイミテートされたデザインをしていることから、小魚やアミパターンで使うというよりも【バチパターン】で使うことに長けたワームです。特に、冬〜春にかけて起きる「バチ抜け」の時期は、表層付近にイソメやゴカイなどのバチが浮上してきますので、ヴィヴィッドリザードテイルの出番だと言えますね。

また、バチ抜け時期以外でも、ボトムにいる砂虫を捕食しているアジやメバルは一定数いるため、ヴィヴィッドリザードテイルは期間限定で使うワームではなく、「通年使えるワーム」だという認識でオッケーです。

 

また、砂虫をイメージしているデザインとは言え、形的には一般的なストレートワームとなっていますので、当然イワシやキビナゴなどの「小魚パターン」にも流用することができるます。そのため、「ヴィヴィッドリザードテイルはバチパターンで使うもの」という頭の硬い考え方は止めておき、必要なときがくれば使う・・・そんな感じで使っていけばオッケーです。

MEMO

ヴィヴィッドリザードテイルはバチパターンで有効的なワームだが、小魚パターンで使うこともできるため、様々な状況下で活躍すること間違いなしのストレート系ワーム

ヴィヴィッドリザードテイルの使い方

ヴィヴィッドリザードテイルの使い方ですが、基本的には「ただ巻き」だけでオッケーです。バチが表層付近を泳いでいるバチ抜けシーズンは表層のただ巻き、それ以外のシーズンで砂虫がボトムにいるときは、【ボトムを意識した使い方をする】そんな認識で釣りを展開していけばオッケーですね。

バチ(砂虫)は遊泳力に乏しい生物ではありますが、水面を泳ぐときは案外高スピードでウニョウニョと動いていることが多いんですよ。バチ抜け時期に水面をライトで照らしてみると分かると思いますが、手で捕まえようとしても追いつかないぐらいのスピードでウヨウヨと動いていますからね。

 

「バチはゆっくり泳ぐもの」と勘違いし、ゆっくりすぎるスピードで引いていれば「全く釣れない・・・」ということも考えられるため、いつもより【少しだけ早巻きする】ぐらいのリトリーブスピードがベストです。

ボトムを攻めるときは、ボトムから離しすぎないよう、ゆっくり5回ほど巻いてカーブフォールで着底させる。そんな使い方でオッケーです。ボトムを意識しているアジやメバルを釣るときは、ボトムから1m以上離してしまうと中々バイトに繋がりませんからね、ボトムをネチネチと攻めることが釣果を伸ばす鍵となるので、このような使い方をしてみることをおすすめします。

以上、ヴィヴィッドリザードテイルの特徴や使い方まとめでした。