今回は、メジャークラフトからリリースされている鉄板系バイブレーション【ジグパラブレード】の詳細や使い方に関するお話。
鉄板系バイブレーションと言えば「デイゲームでシーバスを狙うもの」というイメージが強いですが、時代は進み、ジグパラブレードはシーバスはもちろんのこと【青物やチヌ、メバルやアジなどのライトターゲット】をも狙うことができるため、あらゆる状況下で使っていきましょう!
狙う魚種によって異なるサイズをセレクトしよう!
出典:メジャークラフト
ジグパラブレードは魚種別にサイズをセレクトできるよう、7種類のサイズラインナップが揃っています。そのため、その日の魚の活性やベイトフィッシュのサイズに合わせた細かいルアーセレクトができるようになっているため、凄く便利なんですよ。
渋い状況下では、ルアーサイズはワンサイズ下げる(上げる)だけで、全く別次元の食いをみせることがありますからね、細かいサイズセレクトができるというのは、釣果を伸ばすために必要不可欠な要素です。
しかし、逆を言えば【サイズセレクトを間違うと釣果を落とす】結果に繋がることもあるため、魚種別で使うべき「目安のサイズ」を知っておきましょう。
メインターゲットとする魚によって、最適なサイズをセレクトしよう
シーバスは75mm~100mmが基本
ジグパラブレードを使いシーバスを狙うときは「小さすぎず大きすぎないサイズ」を選ぶことが基本のため、75mm〜100mmのサイズを使うのがベストです。
ただし、マイクロベイトなど「シーバスが小さいベイトを捕食しているとき」に関しては、ワンサイズ下の55mmを使うのもアリだとは思うので、その辺りは現場合わせでいきましょう!
シーバスを狙うときの使い方ですが、オープンなエリアを投げるのももちろんアリなのですが、個人的には「テトラなどのストラクチャー沿い」にキャストし、ピンポイントで撃っていくことが多いですし、この使い方のほうが釣果が伸びる傾向にあるため、ぜひやってみて下さい。
ジグパラブレードでシーバスを狙うときは、小さすぎず大きすぎないサイズをセレクトしよう!
青物は100mm~140mm
ハマチやサゴシなどの青物をジグパラブレードで狙うときは、シーバスよりもワンサイズ上の「100mm〜140mm」サイズがおすすめです。細かいサイズセレクトは、当日のベイトサイズに合わせて微調整して下さい。
サイズが大きくなればなるほどアピール力が高くなりますが、同時に「引き重り感」も強くなるため、あまりに弱いロッドであれば【まともに釣りができない・・・】そう言えるほど引き重りが強くなることが多くなるため、なるべくパワーのあるロッドを選ぶのがオススメです。(MHのショアジギングロッドなどが最適)
また、ハマチやサゴシサイズの青物であればそれほど気にしなくても大丈夫ですが、ブリ、ヒラマサをメインターゲットに狙うときは、「より強度の強いフック」に交換することをおすすめします。(太軸フックがオススメ)
あまりにサイズが大きな青物がHITすると、どうじてもフック強度が足りず伸ばされてしまいますからね、せっかく掛けた魚を逃さないためにも、フックチューンを最適化しておきましょう!
ジグパラブレードで青物を狙うときは、「投げて速巻き」これがベスト
チヌやアジ、メバルは35mm~55mmがベスト
ジグパラブレードには、ライトゲームに対応した「35mm〜55mm」の小さなサイズがラインナップとして用意されています。マイクロベイトパターン攻略にも使えますが、メバルやアジなどをライトゲーム感覚で狙うこともできるので、一つの選択肢として【ライトゲームでメタルバイブを使う】という引き出しを用意しておいてはどうでしょうか?
また、メバルやアジは当然のこと、河川や運河でも「チニング」にもジグパラブレードは最適です。
特に、日中のデイチニングではワームを遥かに凌駕した釣果を得られることもあるため、ぜひ使ってみて下さいね!ちなみに、ヒラメやマゴチにも有効的です。
ライトゲームに「メタルバイブを使う」という選択肢をプラスしよう
ジグパラブレードの使い方
ジグパラブレードの使い方ですが、基本的に「ただ巻き」だけでオッケーです。手元に「ブルブル」と感じるほどのリトリーブスピードで巻き続けているとガツン!と強烈なアタリがでるので、後は合わせてやればオッケーです。
また、ただ巻きの中にステイを入れる所謂「ストップ&ゴー」も有効的なテクニックなので、ぜひやってみて下さい。
↑ただ巻きだけで反応がないときは、このような「リフト&フォール」も有効的な使い方です。
↑青物やシーバスを狙うときは中層でのリフト&フォールでオッケーですが、ロックフィッシュやチヌ、マゴチなどの「ボトム付近にいる魚」をメインターゲットとして狙うときは、ボトムへコンタクトしながらリフト&フォールしてやる使い方がオススメです。
リフトでアピールし、カーブフォールしていると・・・大抵の場合、フォール中にカツンと金属的なアタリが出るため、バシっとアワセを決めてやりましょう!
ジグパラブレードの使い方は、「ただ巻き」「リフト&フォール」「ボトムでのリフト&フォール」狙う魚種により、この3つを使い分けよう!