※アイキャッチ画像出典:ジャッカル
今回は、ジャッカルからリリースされている「ペケリング」シリーズの使い方やおすすめカラー、実際に使ってみたインプレなどを紹介します。深く掘られたリブから発せられる強波動で、沢山のアジやメバルを虜にしちゃいましょう。
ペケリングは3種のサイズラインナップがある
ペケリングには、その時その状況により多彩な使い分けができるよう「3種類のサイズラインナップ」が用意されています。そのため、それぞれのサイズの特徴や使い分けを意識することで、より安定した釣果を望むことができるので、まずはその辺りについてお話していきます。
ペケリングに用意されているサイズは「2インチ」「2.5インチ」「3インチ」の3種。では、この3種をどうように使い分けるのでしょうか?
2インチは魚のサイズが小さいときや、アタリはあるのに乗らないときに使う
最小となる2インチサイズですが、このサイズはアジやメバルのサイズが小さいかな?と感じたときや、(他のサイズでは)アタリはあるけど全く乗らない・・・そのような場面で有効的なサイズです。
アジやメバルのサイズが小さいときに大きなワームを使うと反応が悪くなることが多々ありますし、アタリがあるけど乗らないときは、ワームが大きすぎ、上手く吸い込みきれていないと推測できますからね、サイズダウンすることで上手くいくことが多いです。
3インチは大型アジを狙うときに最適
ペケリング3インチですが、一般的に3インチというサイズはアジング、メバリングにおいて使われることが少なくなる大きめなサイズとなりますが、「大型のアジ」及び「大型のメバル」を釣るときは、その威力を存分に発揮することがあります。
特に30センチを超える尺アジ、尺メバルを中心に狙うときは3インチサイズが有効的なこともあるため、「小さいサイズはさて置き、大きな魚を狙いたい」そんなときに使うのが一番ですね。
2.5インチはある意味中途半端な立ち位置
2インチと3インチにある2.5インチは、良い意味で「中途半端なサイズ」と言えます。3インチでは大きすぎるし、2インチではアピール力が足りない・・・そんなときに活躍するのが、この2.5インチというサイズです。
ツリマガ編集部では、まず始めにペケリング2.5インチを投入し、その後「魚のサイズが小さいな」と判断したときは2インチ、「思っているよりも魚のサイズが大きなとき」は3インチに変更し、使い分けるようにしています。
おすすめのカラー
ジャッカル ペケリングには、全16種類のカラーがラインナップとして用意されており、その中から状況に応じたカラーセレクトをすることで、釣果を最大限まで伸ばすことが可能です。
しかし、全16種全てを揃えるのは経済的ダメージが大きいですし、そもそもそれだけのワームを持ち歩くだけでも大変なので、自分の中で実績の高い3色〜5色程度を持ち歩くことをおすすめします。
ツリマガ編集部的「ペケリングのおすすめカラー」ですが、【グロー】【クリアホロフレーク】【クリアレッドフレーク】です。真っ暗な状況下で少しでも目立たしたいときはグロー系のカラーを使い、少しスレたかな?と感じたときはクリア系。ベイトがアミなど、ラメが有効じゃないかな?と判断したときはクリアレッドフレークを使う。使い分けとしてはこんな感じですね。
自分の中で実績のあるカラーを幾つか持っておこう!
パイロット的ルアーとして活用するのが一番
ペケリングを実際に使ってみたインプレですが、ペケリングは深く掘られたリブによる高波動でアジやメバルを誘うことになるため、所謂「パイロットルアー」として使うのが一番じゃないかな?というのが、ツリマガ編集部的なインプレッションです。
つまり、ペケリングは現場に着いてまず始めに投入するワームであり、広く高アピールに探りを入れる・・・そんな使い方をするワーム・・・だということですね。
逆に言うと、アジやメバルがスレている状況下であったり、強波動に対し警戒してしまう場面では「全く釣れない・・・」ということもありますし、その場を荒らしてしまうことにも繋がりますので、【魚の活性が高い場面】これをキーワードに使っていくのが一番じゃないかな?というのが本音です。
実際、そのような状況下でペケリングを投入すると、他のワームとは比べ物にならないほどの釣果をもたらしてくれましたし、そのアピール力から25cm以上の良型がバコバコ釣れることもあります。
魚が高活性、強波動に対して反応が良い状況下では「ペケリング」ほど優秀なルアーはあるの?そう思えるほどはよく釣れるワームなので、引き出しの一つとして持っておくことで数多くの魚をゲットするチャンスを手に入れることができますよ。
ペケリングが持つ「強波動」で、高活性な魚を狙い撃ちにするのが一番!
ペケリングの使い方
ペケリングの使い方ですが、狙う魚種(アジ・メバル)によって異なる使い方をするのが基本です。やりようによってはアジとメバルを釣り分けることも可能なので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
まず、メバルをペケリングで狙うときですが、メバルは横の動きに弱い魚なので【無駄な動きは付けずにただ巻き】してやるのが効果的です。ただ、一定のレンジを一定のスピードで引いてくるのが釣果を分ける鍵となるため、レンジキープ能力と、ブレないリーリングを極めることが大事です。
一方のアジは「縦の動き」というより、フォールに弱い魚のため、リフト&フォールで狙うのが効果的です。キャスト後任意のレンジまで沈め、フワッとロッドを煽り、テンションフォールで同じレンジへ戻す・・・これを繰り返すだけです。
大体がフォール中にカツンとかフワッというアタリが出るので、後は合わせて取り込めばオッケー。
ペケリングの使い方は「メバルはただ巻き」「アジはリフト&フォール」が基本