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モアザン「ガルバ」で水面直下を攻める!その使い方を具体的にご紹介!

※アイキャッチ出典:DAIWA

今回は、DAIWAからリリースされているシーバス用シンキングペンシル「モアザン ガルバ」についてのお話。ガルバは従来のシンキングペンシルにはない「小さなリップ」が取り付けられており、浮き上がりを抑え、水面〜20cmまでのレンジを攻めることに特化したルアーです。

最早シンキングペンシルはシーバスゲームに欠かせないルアーですし、その中でも「ガルバ」はより水面直下を意識した攻め方をすることができるので、選択肢の一つとして持っておくと、何かと捗ること間違いなし!

 

そんな「モアザン ガルバ」の詳細スペックや具体的な使い方についてお話していきますので、どうぞ参考までに!

ガルバには73Sと87S、2つのラインナップがある

ガルバには、73のコンパクトボディモデルと、87のロングサイズボディが用意されており、その日その場所の状況に応じて使い分けることができるようになっています。

まず「ガルバ73S」ですが、こちらはベイトサイズが小さいと推測できるときや、よりアピールを小さく誘いを掛けたいときに有効なサイズであり、つまり「スレたシーバスに対し、よりナチュラルな動きを見せたい・・・」そんなときは、コンパクトな73サイズを使うのが良いですね。ウエイトは12.8g。

一方の「モアザン ガルバ87S」は73よりも一回り大きなボディサイズをしており、ウエイトも19.3gあることから、「より飛距離が必要な場面」や、シーバスの活性が高く、少しアピールの高いシンキングペンシルを使いたいな・・・そんな場面で有効的です。

73サイズと87サイズ、両者を使い分けることにより「どのような状況下にでも対応すること」が可能となるため、できる限り両サイズを揃えておき、現場合わせで使うサイズをセレクトしていくことをおすすめします。

MEMO

73サイズと、87サイズを使い分け、より良い釣果を求めよう!

おすすめカラーとラインナップ

  • レモンソーダミント
  • イワシSゴールド
  • キンピカイワシ
  • 涼海
  • ハッピーレモン
  • ブルースカイ
  • ホロレッドヘッド
  • マルチイワシ
  • ロイヤルコーラルピンク
  • グリーンベレー
  • ピンクベレー
  • ボラグロー
  • ホワイトナイト

モアザンガルバのカラーラインナップは↑こんな感じです。派手なものからナチュラルなカラーが用意されていますが、個人的におすすめだと思うカラーは「ホロレッドヘッド」と「キンピカイワシ」ですね。

ガルバの出番は、基本的にナイトでのシーバスゲームとなるため、それほどカラーにこだわりを持つ必要性はありませんが、レッドヘッドとイワシ、この2つのカラーの実績がずば抜けて高いため、敢えてここに書かせてもらいました。

 

基本的には「自分の好きなカラー」でシーバスゲームを楽しむのが一番なので、ガルバに用意されているカラーラインナップの中から、自分好みの色をセレクトしちゃいましょう。

MEMO

当たりカラーはその日その状況によって異なることが多いため、数種類のカラーを持っているほうが何かと捗ります

ガルバの特徴

出典:DAIWA

DAIWA「モアザン ガルバ」の特徴と言えば、なんと言ってもフロントにある「小さなリップ」でしょう。通常のシンキングペンシルにはリップが付いていないことがほとんどですからね、シンペンなのにリップが付いている・・・そこには、制作し者のある意図が隠されています。

それは、「風による横滑りを防ぐ」ためであり、従来の(リップなし)シンキングペンシルでは、強風の日はどうしても風にルアーが流されてしまい、上手く操作できなくなってしまうからなんですね。

 

そのため、フロント部に小さなリップを付けることで水を捉える面積を大きくし、結果として「風による横滑り」を防ぐことができます。また、リップがあることにより「レンジキープ」が恐ろしく簡単にできるようになりますので、どうしてもレンジをズラしてしまいがちな初心者の人にも使いやすいシンキングペンシルとなっています。

MEMO

モアザン ガルバの「小さなリップ」には、その存在感の薄さからは想像もできないほどの「大きな意味」が込められている

《使い方》投げて巻く・・・ただそれだけ

ガルバの使い方

ガルバはリップこそ付いているものの、「シンキングペンシル」に分類されるルアーなので、基本的には「水面、もしくは水面直下をナチュラルなユラユラアクションで狙う」というのがセオリー通りの使い方となっています。

キャストしてただ巻いてくる・・・ただそれだけでシーバスが釣れてくれるため、無駄なアクションは付けず、1秒間にハンドル1回転ほどのリーリングスピードで、とにかく巻き続けて下さい。

 

ガルバを含むシンキングペンシルはどうしても「引き抵抗がなく、ルアーを操作している感じがしない・・・」と不安に感じる人も多いとは思いますが、その何も感じないようなナチュラルな動きはスレたシーバスに効果抜群となるため、その思いを封じ込め、ガルバを信じて投げ続けるのが一番です。

ガルバには小さなリップが付いている関係上、僅かながら操作感が上昇していますし、レンジキープのことを考えずとも【自動的にレンジ合わせしてくれる】作りとなっているため、要らぬことは考えず、「とにかくシーバスがいそうな場所へ投入する」これが、ガルバでシーバスをコンスタントに釣るための使い方となります。

 

ただし、シンキングペンシルはどうしてもアピール力が低く、大場所で広範囲に散らばるシーバスを集めてくる能力はありません。これはガルバも例外ではないため、大場所でサーチ役として使うのではなく、「ここにシーバスがいる!」そう言える場所へピンポイントでキャストするのがオススメです。

MEMO

ガルバの使い方は「とにかく信じて投げ続ける」これが一番です