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「キビキビナーゴ」のダートで魚を狂わせる!組み合わせるジグヘッドや使い方を知っておこう!

※アイキャッチ画像出典:ジャッカル

今回は、ジャッカルからリリースされているダートに特化したワーム「キビキビナーゴ」を紹介します。その名前の通り「キビキビとした(恐らく)キビナゴ」をイメージした動きを演出することができ、その動きが魚の本能を刺激してくれることになり、時に爆発的な釣果を我々アングラーにもたらしてくれることもあります。

そんなキビキビナーゴの使い方や実際に使ってみたインプレ、組み合わせるべきジグヘッドなどについてお話していきますので、どうぞ参考までに。

キビキビナーゴのサイズとおすすめカラー

キビキビナーゴには、2インチ、2.5インチ、この2つのサイズラインナップが用意されています。より大きな魚を狙ったり、よりアピール力を高めたいときは2.5インチサイズを使い、そうでないときは2インチサイズを使う・・・というのが基本的な使い分けとなります。

また、2.5インチより2インチのほうが「ダート幅」が大きくなる傾向にあるため、よりキビキビしたダートアクションを求めるのであれば、小さい2インチサイズをおすすめします。

 

キビキビナーゴのカラーラインナップは16種類が用意されており、その日その場所で使うカラーを変えてやるのが釣果を伸ばす鍵にもなります。

ツリマガ編集部的なおすすめカラーは「超ケイムラクリアーレッドフレーク」「グローチャート」、この2つが実績が高くおすすめです。デイゲームでは「ケイムラ」、ナイトゲームでは「グローチャート」を使う・・・そんな感じですね。

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昼は控えめなカラー、夜は派手なカラーがおすすめ

狙える魚種

キビキビナーゴは魚種を限定して使うワームではなく、多彩な魚種を一つのワームで狙うことを想定されています。そのため、キビキビナーゴで狙うことのできる魚は多種多様で、「何が釣れるか分からない」のも、このワームの魅力です。

ツリマガ編集部がキビキビナーゴでこれまで釣ったことのある魚を例に取ると・・・

  • メバル
  • アジ
  • チヌ(黒鯛)
  • ガシラ(カサゴ)
  • アコウ(キジハタ)
  • シーバス
  • カマス

このような魚がよく釣れますね。魚種にこだわらず釣りを楽しむことができるのがキビキビナーゴの魅力であり実力であると思いますので、キビキビナーゴを使い、その場にいる魚種を全て釣る・・・それぐらいの勢いで、釣りを楽しんじゃいましょう!

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キビキビナーゴはとにかく色々な魚が釣れる

組み合わせるジグヘッド

キビキビナーゴはただ巻きよりもダートの釣り(後ほど詳しい使い方をお話します)で使うことの多いワームなので、組み合わせるジグヘッドは「ダートタイプのもの」をセレクトするのが一番です。

スイミングタイプのジグヘッドでも使えないことはないですが、やはりダートのクオリティが下がり、キビキビナーゴが持つ本来の実力を発揮することができなくなりますからね、その点は要注意です。

ツリマガ編集部的な「キビキビナーゴと相性が良いジグヘッド」はJAZZの尺ヘッドで、ウエイトは潮の流れや水深に合わせられるように2g〜10gを用意しておき、3gを軸に現場合わせするようにしています。

それだけ多くのウエイトを用意できない・・・という人は、とりあえず3g、5gの2つがあればなんとかなると思うので、参考までに。

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キビキビナーゴが持つクオリティを最大限発揮するため、ダートに特化したジグヘッドを使うのが一番

強制的に食わせのスイッチを入れてやる

キビキビナーゴを実際に使ってみたインプレですが、キビキビナーゴは「ダートアクションで魚の捕食スイッチを強制的に入れてやる」のが本来の使い方であり、特にデイゲームでその威力を発揮するんじゃないかな?と思っています。

魚は左右にダートするアクションに対し抗えない本能を持っており、目の前でキビキビした動きを見せられると、堪らずバイトしてくるんですよ。魚影の濃い場所の足元でキビキビナーゴをチョンチョンと動かすと、ワラワラと魚が湧き、狂ったように追いかけてきますからね。

 

その本能を利用し釣りを展開するのがキビキビナーゴの魅力であり特徴と言えるので、とにかく「派手に使う」これが、このワームの面白みだと言えますね。

ただし、魚が滅茶苦茶低活性なときや、ルアーに対してスレてしまっているときは逆効果となることもあるので、その辺りは現場合わせで調整していきましょう。

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魚を翻弄するダートアクションで狙うのが一番!

キビキビナーゴの使い方

キビキビナーゴの使い方ですが、「ダートさせてフォールさせる」これが軸となる使い方だと認識しておきましょう。具体的には、キャスト後任意のレンジまで落とし、チョン、チョンと2〜3回ほどアクションを加え、その後テンションフォールで元のレンジまで戻す、後はこれを繰り返すだけです。

ダートでアピールし、フォールで食わすイメージですね。ただし、カマスやシーバスなどの魚種はフォールさせるよりも「継続的にダートを入れる」ほうが効果的である場面もあるので、狙う魚種によってステイを入れるか入れないかを変えてやるのも釣果を伸ばすキーポイントとなりますね。

 

また、ボトム付近にいる根魚やチヌを狙うときは、2〜3回ダート→着底→ダートを繰り返すのが一番です。ただ、言わずとも根掛かりが増えるため、根の多すぎる場所ではやらないほうが良いですね。

以上が、キビキビナーゴの具体的な使い方です。

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キビキビナーゴはただ巻きでも使えるワームだが、「ダート」で使うのが一番効果的であり、効率的