※アイキャッチ画像出典:ジャッカル
今回はジャッカルからリリースされているシンキングペンシル【スレン】のご紹介。スレンは分類で言えば「シンキングペンシル」に該当するルアーではありますが、敢えて言うとミノーとシンキングペンシルの中間にあるルアーであり、シンキングペンシルでありシンペンではない・・・そんな使い方ができるようになっています。
その辺りに関する具体的な情報と、使うべきシュチュエーション、使い方、インプレをまとめていきますので、ぜひ参考までに。
リップとアイの間にある穴から水が入り、浮き上がりを抑える仕組みになっている
出典:ジャッカル
ジャッカル「スレン」は特殊な形状をしており、水流を受けるとリップのアイの間に空いている穴に水が入り込み、シンキングペンシルの弱点である「浮き上がり」を抑える効果を得ています。
PEラインを使った釣りでは、どうしても風の影響などでシンペンが浮いてしまいがちですからね、浮いてしまうと本来釣れていたであろうシーバスを逃してしまうことになりますので、浮き上がりを抑えることのできる「スレン」は、これまでになく使い勝手の良いルアーとなることでしょう。
サイズは80mmと120mmが用意されており、小規模なエリア(港湾部や漁港など)でシーバスゲームを楽しむときは80mm、河川などの大場所でシーバスゲームを楽しむときは120mmを使う・・・そんな感じでオッケーです。
ウエイトは120mmが21g、80mmが12.2gとなっています。
使うシュチュエーションは、河川や運河など流れのある場所
ジャッカル「スレン」を使うべきシュチュエーションですが、基本的にはある程度の「流れがある場所」で使うのが一般的です。流れの中でこそスレンのナチュラルアクションが活きてきますし、激流下でも浮き上がりを抑えることのできるスレンは、最早「激流を制するため」に生まれてきたルアーじゃない?と言っても過言ではありませんね。
例えば河川や運河帯はスレンを使う絶好のシュチュエーションですし、潮流の速い磯場やサーフなども好ポイントとなりますね。もちろん、流れの少ない港湾部などでも使うことができますが、どちらかと言えば「流れのある場所で使う」ことを意識するほうが、よりスレンのパフォーマンスを活かせられることは間違いありません。
シンペンなのに操作感抜群!?スレンのインプレ
シンペンって足場の高い場所では使いにくいルアーですが、スレンは独自の浮き上がり防止機能を備えているため、そこそこ足場が高い場所でもストレスなく足元まで引いてくることができます。もちろん、あまりに高い場所は不向きなので、限界はありますが・・・
スレンで自身初となるランカーシーバスをゲットしました。釣り方は、明暗の暗に向けて流していただけ。笑 釣ったというより釣れた感が凄いですが、一気にジャッカルというメーカーが好きになりましたね。笑
スレンはヘッドが水を噛んでくれるので、シンペン特有の「何をしているのか分からない」をある程度解消してくれています。操作性が悪いと釣れる気がしない・・・とマイナスの感情がフツフツと湧いてきますからね、そのマイナス面を解消してくれるほど操作性の良いスレンは、特に初心者シーバスアングラーに適しているんじゃないかな?と思います。
シーバスのいる場所に投入しゆっくり巻いてくる!「スレン」の使い方
ジャッカル「スレン」の使い方ですが、スレンはシンキングペンシルに該当するルアーですので、基本的には無駄なアクションは付けず、「ただ巻き」で攻めるのが正解です。あまりにファストリトリーブになると動きが破綻してしまうため、個人的にはスローリトリーブ寄りの巻きスピードで攻めることが多いですね。
また、流れの上流にキャストして糸ふけを取りながら流す所謂「ドリフト釣法」も有効的ですし、敢えて下流側へキャストし、水の抵抗を受けながらゆーっくり巻いてくると、ガツン!とHITすることも多いです。
いずれにしてもスレンは「流れを利用した使い方」をすることが一番パフォーマンスを良くする使い方だとは思うので、頭の片隅に「流れ」というキーワードを入れておき、そこを意識した使い方をすることで、沢山のシーバスをゲットすることができますよ!
以上、ジャッカル「スレン」の使い方やインプレまとめでした。