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エコギア【グラスミノー】のブリブリアクションで魚を魅了する!サイズ、魚種別の使い方まとめ

※アイキャッチ画像出典:Amazon

今回は、最早シャッドテールワームの定番とも言える、エコギア「グラスミノー」についてのお話。グラスミノーには4種類のサイズラインナップが揃っており、狙う魚種によって使い分けるのが基本なので、その辺りを踏まえながら、魚種別の使い方について触れていこうと思います。

グラスミノーにはSS、S、M、Lのサイズが用意されている

サイズ
グラスミノーSS 28mm
グラスミノーS 42mm
グラスミノーM 64mm
グラスミノーL 85mm

グラスミノーには、このように4つのサイズバリエーションが揃っています。この4つのサイズを使い分けることで異なる魚種を狙えるようになるため、自分が釣りたい魚の種類により、最適なグラスミノーのサイズをセレクトしましょう。

グラスミノーのアクション(動き)は、後方についたシャッドテールが水の抵抗を受けることでプルプルとまるで小魚のように震え、ボディはグリグリとローリングしながら泳いでくれるため、テールとボディから出される小魚チックな波動により、魚の本能へ訴えかける作りとなっています。

 

基本的には「ジグヘッドリグ」との組み合わせが最適ですが、オフセットフックを用いた「テキサスリグ」での使用も可能なので、根の荒い場所のボトム狙いにも適しています。

いずれにしてもグラスミノーは魚種問わず、どんな状況下でも投入できるワームであることは紛いもない事実なので、一つの引き出しにグラスミノーを入れておき、必要なときに出し入れする・・・そんなイメージで使うのが一番です。

 

では、魚種別のサイズセレクトやグラスミノーの具体的な使い方について見ていきたいと思います。

グラスミノーS、SSはライトゲームに最適なモデル

グラスミノーSは28mm、SSは42mmと非常に小さなシルエットをしているため、メバリングやアジングなど、ライトゲームに特化したサイズとなっています。釣れる魚としては、メバル、ガシラ、アジ、アコウ、(小さな)シーバス、チヌなどですね。

メバルやアジを狙うときは1g前後のジグヘッドに装着し使うのが基本で、アジは「リフト&フォール」、メバルは「ただ巻き」で使うのがベストです。Sで反応が鈍いとにはSSを使うことで上手くいくことが多いので、状況に応じてサイズを選ぶのが釣果を伸ばすコツ。

 

ガシラやアコウなどの根魚を狙うときの使い方としては、3g〜7g程度のジグヘッド(もしくはテキサスリグ)で、ボトムから離さないようリトリーブしたり、ボトムバンプするのが効果的です。ボトムから離しすぎると目に見えて食いが悪くなるため注意して下さい。

グラスミノーM、Lはシーバスや大型ロックフィッシュに最適

グラスミノーMは64mm、Lは85mmとワームの中では大きなサイズに分類されるワームです。そのため、小型魚を釣るのには向いておらず、シーバスや大型ロックフィッシュ、ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュなど、そこそこサイズのある魚を釣るときに使うべきサイズですね。

場所によっては時にハマチやサゴシなどの青物がHITすることもあるため、「強度の高いジグヘッド」に装着し、釣りを楽しむことをおすすめします。

 

グラスミノーでシーバスを狙うときの使い方としては、5g〜14g程度のジグヘッドにグラスミノーM(大場所ではL)を取り付け、シーバスが居そうな場所をピンポイントで撃っていくのが効率的であり良く釣れます。橋脚やテトラ際などですね。

グラスミノーはテールとボディから出される強い波動が特徴的ですが、ミノーやバイブレーションと比べるとどうしてもアピール力が足らず、遠くからシーバスを寄せてくる力には長けてないんですよ。そのため、広く探るというよりは、狭くピンポイントで狙う使い方が最適です。

 

グラスミノーで30cmを超えるアコウやソイ、アイナメなどを狙うときの使い方ですが、10g〜30g程度(水深や潮流により、ギリギリ着底が把握できるウエイトをセレクトする)のテキサスリグで、ボトムの「リフト&フォール」を中心に攻めていくのが一番効率的です。

また、ハタ類はボトムから離れ中層付近で定位していることもあるため、イワシなどを捕食しているフィッシュライクな状況ではボトムを攻めるのではなく、ボトム〜中層にかけてのスイミングが効くこともあるため、ぜひ試してみて下さい。

 

ヒラメやマゴチをグラスミノーで狙うときは、飛距離優先でウエイトのあるジグヘッドへ装着し、ボトムを舐めるように通していくのが釣果を伸ばすコツです。根魚同様、ボトムから離し過ぎると目に見えて釣果が悪くなる傾向にあるため、ボトムを強く意識した釣りを展開していきましょう。

このように、グラスミノーS、SSはライトゲーム、M、Lはパワーゲームに対応しているラインナップとなっているので、4つのサイズを上手く使い分け、最大限の釣果を手に入れて下さいね!

以上、エコギア「グラスミノー」の使い方についてのまとめでした。