※アイキャッチ画像出典:ジャッカル
今回は、ジャッカルからリリースされている【カットバッカー】というメタルジグのご紹介!ジャッカルからは「ラスパティーン(→ラスパティーンの使い方)」や「ビックバッカージグ(→ビッグバッカージグの使い方)」というメタルジグがリリースされていますが、カットバッカーはこの2つのジグとは全く別物な使い方ができるメタルジグなので、ローテーションの一環として持っておけば何かと捗りますよ。
そんなカットバッカーの詳細スペックやインプレ、使い方についてまとめていきますので、どうぞ参考までに。
カットバッカーは「亜鉛」で出来てる珍しいメタルジグ(というよりスプーン)
ジャッカルからリリースされている「カットバッカー」は、なんと鉛ではなく【亜鉛】で作られているんですよ。鉛より比重な亜鉛を使うことにより、アクションレスポンスが非常に向上しています。
出典:ジャッカル
また、カットバッカーを横から見ると分かりやすいと思いますが、ボディがカーブした形状となっていますよね?これ、今までのメタルジグでは考えられない形状です。
メタルジグというより【スプーン】にカテゴライズされるルアーですね。それでいて重心は後方にあるため、その形に見合わないぶっ飛び性能も秘めています。飛距離が大きなアドバンテージとなる外海やサーフでの釣りで活躍すること間違いなしなので、一つの武器としてカットバッカーを収めておけば何かと捗りますよ。
カットバッカーで狙うことができる魚ですが、ショアジギングの好ターゲットである青物はもちろんのこと、サーフからのマゴチやヒラメ狙いにも適しています。後ほど詳しい使い方をお話しますが、カットバッカーの動きが青物やフラットフィッシュ狙いに最適なんですよ、とにかく良く釣れます。
ちなみにウエイトは18g、28g、38gの3種類で、カラーバリエーションは全3色となっています。またカットバッカーのカラーは裏表で違うカラーが採用されているため、視覚的にも楽しむことができますね。
フックがお腹側に付いていることにより、下からの食い上げに対して抜群のフッキング性能を誇る
出典:ジャッカル
カットバッカーのフックは初期仕様として前後に1つずつのトレブルフックが採用されており、前方についているフックに関しては、お腹から下方向に出ている・・・という、なんとも摩訶不思議な構造をしています。
なんとも見慣れない形をしたカットバッカーですが、このフックシステムにより、下方向からのバイトを確実に捉え、フッキング率の向上に繋がっているんですよ。例えば、下から食いあげてくるヒラメなどの魚には超効果的ですね。
カットバッカーのフックは強度を高めるために「太軸」「フッ素加工」が施されており、また、アピール力を高めるために「ホログラムシート」が装備されているので、ボディでのアピールだけでは物足りず、フックでのアピールも可能となっています。
一度で二度美味しい・・・そんな感じですね。
楽々ショアジギング!カットバッカーのインプレ
カットバッカーは巻くだけでブリブリと泳いでくれるため、メタルジグを使ったショアジギングに疲れたときはカットバッカーを使うようにしています。私の地域では、ハマチサイズの青物が良く釣れますよ
ショアジギングってジャカジャカとアクションを付けないといけないので、女性の私には鬼門と言うかなんと言うか・・・とにかく楽しさよりしんどさのほうが勝っている感じでした。そこで「巻くだけで大丈夫!」というカットバッカーを使ってみたところ「え、こんなに楽していいの?」と、今までは苦痛だったショアジギングが、凄く楽しい釣りとなりました。とにかく楽に青物を狙いたい・・・そんな人におすすめですよ!
和歌山のサーフにてヒラメ狙いで使っております。ワームに反応がないときはカットバッカーを使う・・・そのローテーションでまずボウズはありません。
巻いて止める!カットバッカーの使い方
超特殊な形状をしているカットバッカーの使い方ですが、ショアジギングのようにジャカジャカとアクションを付けるのではなく、比較的ゆっくりな「リトリーブ(ただ巻き)」の釣りで使うのが正解です。キャストして沈めて巻いてくる・・・これだけでも魚が釣れますよ!
青物狙いのときは巻き続けているだけでもオッケーですが、ヒラメやマゴチなどの底物を狙うときは、「ただ巻き+ステイ」が効果的。
グリグリと5回〜8回ほどリトリーブし、その後竿を立てた状態(ラインテンションを張った状態)でフォールさせる。着底後再度同じように繰り返し、後は魚からの反応を待つだけ。こんな簡単な使い方で高級魚であるヒラメやマゴチがバンバン釣れますからね、最早やらない理由が見つかりません。
カットバッカーの使い方の基本は「ただ巻き」なので、釣りを始めた初心者の方でも比較的簡単に扱うことができますし、釣りを極めた上級者の方もメタルジグとの使い分けでより釣果を伸ばすことができると思うので、ぜひカットバッカーを使い青物、フラットフィッシュ狙いの釣りを楽しんじゃいましょう!
以上、ジャッカル「カットバッカー」に関するまとめでした。