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ソアレ「アルテミア」の使い方まとめ。フワフワなスローフォールと12本の足で、よりナチュラルなアピールを演出しよう!

※アイキャッチ画像出典:シマノ

今回は、シマノからリリースされているライトゲーム用ワーム(アジング、メバリング)【アルテミア】の使い方や、詳細スペックについてのお話。

アルテミアとは、海に生息している動物プランクトンのことで、沢山の足が特徴的な生き物であり「シーモンキー」と呼ばれることもあります。ソアレアルテミアはそんなシーモンキーをイミテートされた形をしており、その形状を活かした使い方をすることで沢山のアジやメバルを釣ることができるので、その辺りについて詳しくお話していこうと思います。

アルテミアの詳細スペック

ソアレアルテミアの詳細スペックですが、サイズは1.6インチと比較的小さいサイズ1つが用意されており、カラーラインナップは9種類と少なめです。最近は1つのワームに対し20色以上のカラーラインナップが揃っていることも珍しくなくなってきましたからね、沢山のカラーを用意したい人にとっては、少し残念な部分でもありますね。

ただし、アルテミアのカラーラインナップには「こだわり」が見え隠れしており、例えば「マルチベイトフィッシュ常夜灯」というカラーを例に取ると【オレンジグロー金ラメ+ホワイトグロー】となっており、「デイクルーズ」を例に取ると【オレンジグロー金ラメ+クリアラメ】、このように、具体的なカラーラインナップが8種用意されています。

 

また、アルテミアは「生分解ワーム」となっており、根掛かりなどで海の中へワームという名のゴミを残してしまっても、自然に分解されるため、環境に優しいワームとなっています。

アルテミアを投入するタイミング

アルテミアは12本の足がプルプルと震えることによりメバルやアジに対しナチュラルなアピールをすることができますが、どちらかと言うと「低波動なワーム」となり、広範囲に散らばる魚を寄せてくるような使い方には向いていません。

ですので、魚がスレているときや、高波動ではアピール力が高すぎるときに投入するのが一番ですね。

 

具体例を挙げるとすれば、まずはリブが深く掘られている「高波動なワーム」を使い、広範囲を広くサーチする。この時点で反応がなかったり、魚が逃げるような動きをしたときはアルテミアの出番です!

フワフワとしたナチュラルな動きでスレていたり活性が低いアジやメバルの捕食スイッチをオンにし、高波動ワームでは釣れきれない魚に口を使わしちゃいましょう。

 

また、アジやメバルが小魚ではなく「プランクトン」を捕食しているときにも、アルテミアはその威力を発揮します。所謂「アミパターン」に効果的なワームだと言えるので、アジやメバルが捕食しているベイトに合わせ、投入するのも一つの目安ですね。

MEMO

アルテミアは、低波動なアピール力が必要な場面や、プランクトンパターンのときに有効的なワーム

アルテミアの使い方

アルテミアの使い方ですが、ライトゲームのワーミングでの基本となる「ただ巻き」だけでも、もちろん使うことができますが、アルテミアのポテンシャルを最大限引き出すためには「フォールで食わす」ことを意識するほうが良い傾向にあります。

特にアジは「フォールに好反応を示す魚」なので、アジングをメインにアルテミアを使うときは、フォールを強く意識しておくことをおすすめします。

 

具体例な使い方としては、キャスト後任意のレンジまで沈め(アジはカウントダウンでレンジを調整し、メバルは活性が高いときは表層、そうでないときはボトムを攻める)、フワッと1mほど持ち上げ、その後カーブフォール(テンションフォール)で元のレンジまで戻す。

これだけでオッケーです。

 

アルテミアをフォールさせると、12本の足がプルプルと震え、独特のナチュラル波動を生み出してくれますからね、この動きに堪らず魚がバイトしてくる・・・そんなイメージで使うのが一番です。

MEMO

アルテミアは、その12本の足を活かした使い方をするのが一番!