※アイキャッチ出典:DAIWA
今回は、DAIWAからリリースされている何とも言えない形をしている「月下美人フレアビーム」についてのお話。その独特なフォルムを活かした使い方などについてお話していきますので、どうぞ参考までに。
フレアビームは「ノレソレ」をイミテートしたワーム
フレアビームは、従来のアジング、メバリングワームとは一線を画するデザインをしていますが、これは「ノレソレ」と呼ばれるアナゴなどの幼魚をイミテートされたワームであり、主に稚魚パターンのときに有効的なワームとなっています。
リトリーブやフォールのとき、ボディについたピロピロが震える仕組みとなっており、そこから出される「バイブレーション波動」が、あらゆるフィッシュイーターの本能を刺激し、バイトに繋がる仕組みですね。
一般的なシルエットをしているワーム(→月下美人ビームスティックなど)では反応しないとき、フレアビームを投入することで好反応を示すことが多いので、選択肢の一つとして持っておいて損はないラインナップであることは間違いありません。
また、月下美人シリーズの特徴とも言える「高強度ソフトマテリアル」も採用されており、柔らかい素材なのに切れにくく、尚且ジグヘッドも刺しやすい・・・痒いところにも手が届く配慮が嬉しいところですね。
フレアビームのカラーラインナップ
- オキアミネオン
- 玉露クリア
- 胡麻塩グローコア
- 蛍霧羅みかんコア
- 蛍霧羅ブラッドコア
- 胡麻塩ピーチコア
- オーロラ
- グローレモン
- グローピンク
- ゴーストグロー/ゴールド
- 蛍霧羅赤アミホロ
- 蛍霧羅イワシ
- 蛍霧羅パープル
- 蛍霧羅茶唐辛子
- 炭酸オレンジ
- のれそれクリア
- パールホワイト
- 萌絵クリア
- ラメイワシ
- グローホワイト
- 生オキアミ
- 煌クリア
上記の通り、フレアビームには全22色のカラーラインナップが用意されています。どれもこれも特徴的な名前が面白いですが、それぞれを使い分けることでより釣果を伸ばすことができるので、3色〜5色を現場に持ち込み、状況により使い分けるのがベストですね。
これだけのラインナップがあると、「どのカラーを選べばいいのか分からない」と、非常に悩むところではありますが、「クリアなどのナチュラルカラー」、「ナイトゲーム用にグロー系カラー」「アミパターンに対処できるようラメが入っているもの」など、使う状況下によりカラーセレクトすればオッケーです。
もっと言うと、自分の好きなカラー、自分の中で実績のあるカラーをセレクトするのが一番なので、22色のラインナップの中から2〜4色ほど自分の好きなカラーをセレクトし、徐々にカラーによる魚の反応をチェックしていくのがベストですね。
フレアビームの使い方
フレアビームはその独特の形から「どう使えばいいのか分からない・・・」そんな疑問がフツフツと湧いてきますが、基本的には他のワーム同様「ただ巻き」「リフト&フォール」での使用でオッケーです。
しかし、その使い方ではわざわざフレアビームを使う必要性がなく、「他のワームを使えば良いんじゃないかな?」というのが本音で、よりフレアビームのポテンシャルを広げる使い方として「ドリフトで流しながら誘う」ことを意識し、使ってみて下さい。
具体的に言うと、軽めのジグヘッド(〜0.4g程度)にフレアビームを装着し、流れのある場所(上流方向)へキャスト。その後、ラインテンションを張らず緩めずでドリフトさせていくと、フレアビームにあるピロピロが自動的に動き、アングラーの意思とは関係なく、魚に対しアピールしてくれます。
言うならば「放置しておくだけで釣れる」ので、ピンテールやシャッドテールワームで反応が皆無なときに、フレアビームのドリフト釣法を試してみて下さいね。
キャストし、流れに乗せているだけで釣れる