青物をショア(陸)から狙える・・・釣り人であればどんな人でも魅力に感じるこのフレーズから近年爆発的に人気を得ている「ショアジギング」ですが、パワフルな引きを見せる青物がメインターゲットということもあり、使う道具、釣りを楽しむ場所、コンスタントに釣果を残すための釣り方などなど
他の釣りとは一味も二味も違う考え方を持ち、釣りを展開していく必要性が出てきます。特にこれからショアジギングを始めようかと考えている初心者の方には「若干敷居が高いんじゃないかな?」とは思いますので、ここでショアジギングの基礎となる全ての情報(仕掛け・基礎知識・釣り方)をまとめていきたいと思います。
色々書きたいことが多く、かなりの長文になってしまったため、「こんな長文、全部読んでられるかよ」そんな人は、目次から知りたい情報へヒョイっとジャンプしてもらい、各所各所で読み進めて下さいね。
狙うターゲットにより異なる仕掛けでショアジギングを楽しむ
野原に咲く花に一つ一つ特徴があるように、一言で「ショアジギング」と言っても、釣りを楽しむ場所、狙うターゲットにより様々な特徴があり、使うロッド、リール、ライン、ルアー、全てが異なってきます。
ショアジギングには大きく分けて3つのカテゴリがあり、一つが一般的な「ショアジギング」、もう一つがよりライトな装備でライトなターゲットを狙う「ライトショアジギング」、そして極めつけはブリやヒラマサなどの大型青物を磯場で狙う本格的な「ロックショアジギング」です。
この3つ、同じショアジギングというカテゴリに属する仲間ではあるものの、全く違う性質の釣りであるため、自分が楽しみたいショアジギングのカテゴリを考え、それに合わせた仕掛けを組み込まなければいけません。
そこでここでは「ショアジギング」「ライトショアジギング」「ロックショアジギング」をそれぞれ切り離し、必要な道具(ロッド、リール、ライン、ルアー)や釣りを楽しむべき場所についてまとめていきますので、まずは自分に適したショアジギング内のカテゴリを決め、必要な仕掛けを割り出していきましょう。
堤防などから青物や根魚を狙う一般的な「ショアジギング」
まずは、ショアジギングのスタンダートと言える釣り方についてのご紹介。堤防やテトラ帯などからハマチ(メジロ)やサゴシ(サワラ)などの中小型青物をメインに楽しむ釣りで、ときにブリサイズの青物が釣れることや、ボトムを攻めるとガシラ、アコウなどが釣れる、極々一般的なショアジギングです。
比較的足場の良い場所や比較的底場の荒れていない場所で楽しむことが多くなる釣りのため、ライトショアジギングよりは強く、ロックショアジギングよりは弱い仕掛けを組み込めばオッケーですので、その辺りを意識した上でタックルを用意していきましょう。
では、ショアジギングで使うロッド、リール、ライン、ルアーについて、具体的かつ簡潔に見ていきたいと思います。
ショアジギングのロッドセレクト
ショアジギングロッド | |
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長さ(レングス) | 9ft〜10ft程度 |
推奨ルアーウエイト | 〜80gまでを扱えるもの |
硬さ | (MHクラス)硬すぎず柔らかすぎず |
ハマチやサゴシなどの中小型青物から、ブリやサワラなどの大型青物までをメインに楽しむショアジギングでは、「比較的パワーの強いロッドセレクト」が必要になってきます。あまりにもパワーの弱いロッドを選んでしまうと不意の大物に対し全く歯が立たない・・・という事になりかねませんからね。
レングスは長いほど飛距離が出る傾向にありますが、長すぎるロッドは操作性が悪く、特に初心者の方にとっては扱いにくい諸刃の剣と化してしまうため、9ft〜10ftクラスのロッドを選んでおけば間違いありません。個人的には9.6ftのショアジギングロッドを使っています。
キャストできる推奨ルアーウエイト(投げられるルアーの重さ)ですが、水深の深い場所や潮流の速い場所でも問題なく楽しむことができるよう、「〜80g」をキャストできるロッドが好ましいですね。稀に潮流が速すぎて「100gのメタルジグじゃなきゃ底が取れない」ということもあるため、そのような地域に住んでいる方は「〜100g」のショアジギングロッドを選んで下さいね。
硬さですが、あまりに硬すぎるものだと操作性が悪くなるため、ショアジギングにおいては「MH(ミディアムハード)クラス」がおすすめです。「ショアジギングでMHは柔らかすぎない?」という意見を耳にすることが良くありますが、個人的にMHのロッドで(堤防での)メジロクラス、サワラクラスを何本も取っていますし、今まで特に困ったこともないため、MHで十分じゃないかな?というのが本音ですね。
ショアジギングのリールセレクト
ショアジギングリール | |
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番手(大きさ) | (シマノ)4000〜6000番(ダイワ)3500〜4000番 |
ギア比 | ハイギア・エクストラギア |
ドラグ性能 | そこそこの性能が必要 |
強烈な引きを見せる青物をターゲットに狙うショアジギングでは、ロッド性能はもちろんのこと、リール性能にも注目し仕掛けを組み込んでいく必要性が出てきます。青物の引きに動じない耐久性(安物はぶっ壊されることすらあります)、引きに負けないギアなどなど、リール性能にはある程度のこだわりを持ち、セレクトしていくほうが安心です。
まず、ショアジギングで使うリールの大きさ(番手)ですが、シマノであれば4000番〜6000番クラス(5000〜6000番推奨)、ダイワであれば3500〜4000番クラスのリールをセレクトしておきましょう。3000番クラス以下だと巻けるラインが細くなりますし、パワーが足りないといった懸念が生まれてしまうんですよ。
ギア比(1回転辺りどれだけ巻き取れるのかを示すもの)はハイギア(HG)、エクストラギア(XG)がおすすめで、基本的にはXGを使うほうが良いんじゃないかな?とは思っています。
ドラグ性能(一定以上の負荷が掛かったときにラインを送り出してくれる機能)はそこそこなものが必要で、あまりにドラグ性能が弱いリール(価格が安いリール)では上手くやり取りすることができず、結果として「バラしてしまうリスク」が高くなってしまうため、注意して下さい。
ショアジギングのラインセレクト
ショアジギングライン | |
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種類 | PEライン |
太さ(号数) | 2号〜3号(200m以上) |
ショックリーダー | フロロリーダー(1mほど) |
続いてショアジギングで使う「ライン」についてのお話ですが、使うラインの種類は天と地がひっくり返ったとしても【PEライン】の使用をおすすめします。PEラインの他にフロロカーボン、ナイロンがありますが、こちらは伸びのあるラインであり、ジグアクションを付けることがメインとなるショアジギングには「全く向いていない」と言えますからね、敢えて使う必要性がないんですよ。
最近ではPEラインの値段も安くなってきているため、2000円〜3000円ほどのPEラインを巻いておけばオッケーです。「4本編み、8本編み、どっちが良いの?」という疑問も出てきますが、(ショアジギングに関しては)正直なところ【どっちでも良い】というのが結論なので、値段を安く抑えたいなら4本編み、少しだけでも強度を高めたいのであれば8本編みを選んでおきましょう。(最近では12本編みのラインもリリースされていますが・・・)
そして、PEラインを使うときに必ず必要な「ショックリーダー(PEの擦れに弱いという欠点を補うためのもの)」ですが、こちらは擦れに強いフロロカーボン製のショックリーダーを1m〜ほど巻いておけばオッケーです。
個人的には、根の荒い場所では2mほど取ることもありますが、ボトムが砂地な場合などは「キャストのときにガイドへ巻き込まないほどの長さ(1mほど)」だけを取ることが多いですね。
メタルジグはどんなものを用意しておくべき?
メタルジグ | |
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種類 | フロントバランス |
重さ(ウエイト) | 40g〜80gほど |
カラー | 複数種類用意しておく |
各メーカーから様々な種類のメタルジグがリリースされていますが、世にリリースされているしっかりとしたメーカーのメタルジグであれば、どんなものでも釣果をあげることができるため、自分が好きなメーカーのものを幾つか用意しておきましょう(見た目だけで決めるのも全然アリ)。
また、メタルジグには大きく分けて3種類のウエイトバランスがありますが、(特に初心者の頃は)「フロントバランス」なメタルジグがおすすめです。フロントバランスのメタルジグは非常に操作性が良く、ちょっとしたロッドアクションに対してもキビキビと動いてくれますからね、最早必須アイテム。
重さはその場の水深や潮流に合わせてセレクトできるよう、40g〜80gまでをバランス良く揃えておいて下さい。軽ければ釣れる、重ければ釣れる・・・というものではなく、あくまで「その場に合わせた釣りを展開できる」ために複数の重さを用意しておく・・・そんな感じですね。
カラーに関しても同じで、その日その場所により反応するカラーに差があるため、できるだけ多くのカラーを揃えておき、おんな状況下でも対応できるようにしておくのが無難です。(ピンク、イワシ、グローカラーは必須)
潮通しがキモ!?ショアジギングの場所選び
青物狙いでショアジギングを楽しむときの場所選びですが、基本的には「潮通しの良い」場所を選ぶほうが良いですね。青物は沖合の潮に乗りベイトフィッシュを求めながら広い海を回遊しているため、【潮通しが良い】という条件は、ショアジギングにおいて外せない要因となるんですよ。
ベイトフィッシュが入ることで稀に潮通しが滅茶苦茶悪い湾内で青物が釣れることもありますが、基本的には外海に面しているような堤防、テトラ帯などで楽しむもの・・・というイメージでオッケーです。
また、必ず確認しておきたいのが「青物が釣れているか」ということ。どれだけ潮通しが良く魅力的なフィールドであっても、そこに青物の回遊がなければ釣れることはありませんからね。
インターネットや釣具屋さんで情報収集を行い、青物が釣れている場所を狙って釣行していきましょう。
よりライトなターゲットをライトなタックルで狙う!ライトショアジギングでお手軽に楽しもう!
ショアジギングには、その派生系として「ライトショアジギング」もしくは「スーパーライトショアジギング」というものがカテゴライズされています。文字通りライト(軽く)ショアジギングを楽しむためのものであり、重たいメタルジグをジャカジャカ振り回すショアジギングは苦手・・・そんな人に打って付けの釣りですね。
狙うことのできる魚種は多種多様であり、ハマチやサゴシ、シオなどの青物はもちろんのこと、カマス、アジ、メッキ、メバル、ガシラ、アコウなどなど、とにかく沢山の魚の顔が見れる、最高に面白い釣りとなっています。
そんな魅力たっぷりなライトショアジギングを楽しむためには、ショアジギングとは違う「ライトな仕掛け」を用意しなくてはいけませんので、ロッド、リール、ライン、ルアー、それぞれを切り分け、詳しくお話していきたいと思います。
ライトショアジギングのロッドを選ぶ
ロッド | |
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長さ(レングス) | 8ft〜9ft程度 |
推奨ルアーウエイト | 10g〜40gほど |
硬さ | 硬すぎず柔らかすぎず |
ライトショアジギングとは言え、掛かる魚は比較的強烈なファイトを見せる魚ばかりなので、ショアジギングロッドまでとは言いませんが、そこそこパワーのあるロッドを用意しておくほうが良いですね。
長さは8ft〜9ft程度のものがおすすめで、よりライトに釣りを楽しみたい人は8ft台のロッドをセレクトしておけばオッケーです。各社から「ライトショアジギング」「スーパーライトショアジギング」に適したロッドがリリースされていますので、それを買っておけば間違いなし!
投げることができるルアーの推奨ウエイトですが、軸となる重さが20g〜30gほどとなるため、「10g〜40g程度」をキャストできるロッドが好ましいですね。ロッドの硬さは硬すぎるとメタルジグを過剰に動かしてしまうことになるため、(どちらかと言うと)柔らかいめのロッドがおすすめです。
ライトショアジギングのリールを選ぶ
リール | |
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サイズ(番手) | (シマノ)2500番〜4000番(ダイワ)2500〜3000番 |
ギア比 | ハイギア推奨 |
ドラグ性能 | そこそこでオッケー |
続いてライトショアジギングで使うリールの選び方ですが、狙う魚のサイズが最大でもハマチ、サゴシクラスになるため(それ以上の魚をメインに狙うときはショアジギングを楽しみましょう)、それほど大きなリールを必要としません。
シマノであれば2500番〜4000番クラス、ダイワであれば2500番〜3000番クラスがここに当てはまり、個人的にはシマノの2500番、4000番を使い分けるようにしています。根魚の中に青物が混ざるかな?ぐらいに楽しむときは2500番、ハマチやサゴシの釣果が多いエリアで楽しむときは4000番・・・みたいな感じですね。
ギア比はショアジギングと同じくハイギアがおすすめですが、所有していない場合は無印のノーマルギアでも構いません。少しやり難くはなってしまいますが、ハイギアでなくともライトショアジギングを楽しむことは容易ですからね。ただし、想定外の大物がHITしたときは厳しい戦いを強いられることも・・・。
ドラグ性能はそこそこあれば十分で、1万円クラスのリールでも全く問題なく対処することが可能です。ハマチ、サゴシクラスの青物であれば、ドラグを駆使せずとも余裕で寄せてくることができますからね、問題は不意にHITする大物のみ。
ライトショアジギングのラインを選ぶ!
ライン | |
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種類 | PEライン |
太さ(号数) | 1号〜2号(200mほど) |
ショックリーダー | フロロカーボン(1mほど) |
ライトショアジギングではよりライトな仕掛けでよりライトなターゲットを狙うことが主となるため、使うラインもそれほど太いものでなくてオッケーです。ラインの種類は(余程のこだわりがない限りは)PEラインを使っておきましょう。
ラインの太さですが、20gほどのメタルジグをメインに使う場合はPEライン1号〜、青物狙いで〜40gほどのメタルジグをメインに使うときは2号200mほど巻いておけば十分です。個人的にはPEライン0.6号とか0.8号を使うこともあるので、1号〜2号もあれば強度的に問題はないんじゃないかな?という感じですね。
また、PEライン使用時は必ずショックリーダーを結束しておきましょう。根ズレを防ぐのはもちろんのこと、PEラインの「結束部が弱い」という弱点が仇となり、キャスト時にプチっとラインが切れ、メタルジグが海の藻屑になることが頻発しますからね。
ショックリーダーの種類は根ズレに強いフロロカーボンショックリーダーを使用し、長さは1mも取っておけば十分です。
ジグもライトなものを選ぶ?ライトショアジギングのメタルジグ事情
メタルジグ | |
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種類 | 青物はフロントバランス、根魚はセンターバランス |
重さ(ウエイト) | 10g〜40gまでを複数 |
カラー | 適当に複数種類 |
ライトショアジギングで使うメタルジグについてですが、種類は青物であれば「フロントバランス」、根魚であれば「センターバランス」を用意しておくことをおすすめします。
フロントバランスは非常にアクションを付けやすいメタルジグであり、キビキビと動かすことが有効的な青物狙いに最適なんですよ。また、センターバランスはフォール中にまるで木の葉のようなヒラヒラアクションを演出してくれるため、上から落ちてくるものに対し全力で反応する根魚狙いに最適となるのです。
ウエイト(重さ)は釣行するフィールドの水深や潮流によって必要なスペックが変わってきますので、10g〜40gまでのメタルジグを複数個持っていきましょう(10個ほど持っておけば安心)
メタルジグのカラーですが、ぶっちゃけ言うと「カラーなんてなんでも良い」というのが結論です。その日の状況によりどんなカラーが当たるか分かりませんからね、(できるだけ多くの)複数種類のカラーを用意しておき、ローテーションしながら使っていくのがベストです。
ショアジギングと同じでオッケー?ライトショアジギングを楽しむときの場所選び
ライトショアジギングを楽しむ場所ですが、基本的にはショアジギングと同じで【潮通しの良い場所】をセレクトするのが一番です。特に青物メインでライトショアジギングを楽しむ場合は、兎にも角にも「潮通し」を意識しつつ、場所選びを絞っていきましょう。
もちろん、直近で青物の釣果があがっている場所がおすすめで、できれば1週間以上コンスタントに青物の釣果がある場所へ釣行するのがおすすめです。
また、ライトショアジギングのターゲットは何も青物だけではなく、「ヒラメやマゴチ」などのフラットフィッシュから、「ガシラ、アコウ」などの根魚も立派なターゲットとなります。
ヒラメやマゴチを狙うときはサーフ(砂地のエリア)、根魚を狙うときはアコウやガシラが身を潜めることができる岩などが沢山ある場所を選び、釣行してみて下さい。
大物青物を狙う!ブリやヒラマサを狙う「ロックショアジギング」を楽しむときのアレコレ
ショアジギング、ライトショアジギング共に堤防などの足場の良い場所で楽しむことが多い釣りですが、ショアジギングには「地磯」や「沖磯」で青物狙いを楽しむ【ロックショアジギング】というカテゴリーも用意されています。
磯でのショアジギングは例えハマチサイズであっても(地形的な問題で)難易度が高くなりますし、ブリやヒラマサなどのビックワンのHITも想定内のため、非常に強靭なタックルで挑む必要性が出てきます。舐めたタックルで挑むと一瞬にしてのされてしまうことになるため、「俺は一発大物が欲しいんだよ・・・」そんなクレイジーな人は、ぜひロックショアジギングにチャレンジしてみて下さい。
では、例に従いロックショアジギングで使うべきロッド、リール、ライン、ルアーについてをそれぞれ切り離し、より詳しく見ていきたいと思います。
パワー重視!ロックショアのロッドセレクト
ロッド | |
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長さ(レングス) | 9ft〜10ft |
推奨ルアーウエイト | 50g〜120g程度 |
硬さ | 硬いほうが良い |
まずはロックショアジギングで使うべきロッドについての詳細ですが、基本的に地磯や沖磯での青物ゲームは「ゴリ押しできるほどのパワー重視」が基本なので、繊細さなど無視し、とにかく青物とのファイトで有利になれる条件を突き止めていきましょう。
一度でも走られるとアウト・・・そんなシビアな場所もありますからね、HIT後はとにかくゴリゴリと魚を寄せ、魚に主導権を与えないやり取りを行うのが基本です。
ロックショアジギングで使うロッドの長さですが「9ft〜10ft」ほどのロッドがメインとなります。短すぎると(魚の引きに対し)溜めが少なくなりますし、長すぎると持ち運びの邪魔になったり、操作性が落ちることになるため、個人的には9ft後半のロッドが扱いやすいんじゃないかな?とは思っています。
キャストできるルアーウエイトは50g〜120gほどが必要で、最低でも100gのメタルジグ、60gほどのプラグを扱えるものをセレクトしておきましょう。ロックショアでは時に潮の流れが爆速なときがありますからね、重たいメタルジグを扱えるのは最低条件です。
ロックショアジギングで使うロッドの硬さですが、最低でも「H(ハード)」クラスのものをセレクトしましょう。H以下の硬さとなるとブリやヒラマサのパワーに負けてしまい、にっちもさっちもいかなくなるんですよ。
大型ヒラマサ狙いともなると、HHやHHHのロッドが主となることも(狙うターゲットにより最適な硬さをセレクトして下さい)
よりパワフルなモノを!ロックショアのリールセレクト
リール | |
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サイズ(番手) | (シマノ)8000〜10000番(ダイワ)4500〜5000番 |
ギア比 | HG、XG、PG |
ドラグ性能 | 最高品質のものを |
ロックショアジギングでブリやヒラマサなどの大型青物を狙うときは、パワフルかつ高性能なリールを使うようにしたほうが良いですね。お金は掛かりますが、ソルティガやステラSWなど、本気のリールをセレクトしておいたほうが無難です。
それ以下のリールとなると、どうしても耐久性に難が出るんですよ。バイオマスタークラスのリールであれば、ヒラマサの強烈な引きにぶっ壊されることも(個人的にバイオマスター8000を所有し使っていますし使えないこともないのですが、耐久性に不安が残る・・・という話です)
リールサイズ(番手)はシマノで8000番〜10000番クラス、ダイワであれば4500〜5000番クラスのリールであれば安心です。(ヒラマサクラスになると)4000番とか5000番クラスのリールでは話にならないことが多いので、可能な限り大きなリールを持ち込みましょう。
ギア比はハイギア以上のものがおすすめですが、魚を掛けた後の安定したやり取りを目指すなら「PG(パワーギア)」を使うのもアリです。この辺りは個人の好み(個人的にはXGが好き)なので何とも言えませんが、とにかく素早い釣りを展開したい人はハイギア、魚とのファイトを楽にしたいならパワーギア・・・こんな感じでオッケーです。
ドラグ性能ですが、これは思いつく限り最高のモノを用意しておくほうが無難です。ヒラマサクラスになるとドラグフルロックで無理くりゴリ巻きしなきゃいけませんからね、ドラグが弱いリールでは為す術無く終わってしまいますからね。
どれくらい太いモノを使う?ロックショアのラインセレクト
ライン | |
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種類 | PEライン |
太さ(号数) | 4号〜5号(300m) |
ショックリーダー | フロロ(50lb〜) |
ロックショアジギングで使うラインの選び方ですが、種類は言うまでもなく【PEライン】を使い、なるべく質が良く強度の高いPEラインを使うことをおすすめします。ブリやヒラマサの引きは強烈ですからね、編み数が多くパフォーマンスの高いPEラインを使いたいところです。
太さ(号数)は4号〜5号程度を300mは巻いておきましょう。
ショックリーダーですが、個人的には「フロロカーボンショックリーダー」をおすすめしていて(磯は根ズレが多くなりますからね)、太さは50lb以上のものがおすすめです。長さは1m〜2mほどでも大丈夫ですが、人によっては3m以上のショックリーダーを取る人もいるため、長さに関しては自分の判断で適切な長さにしておけばオッケーです。
使うルアーはメタルジグだけ?←トップウォータープラグも用意しておこう
メタルジグ | |
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種類 | なんでもオッケー |
重さ(ウエイト) | 〜100g |
カラー | なんでもオッケー |
ロックショアジギングで使うメタルジグの種類やカラーですが、ぶっちゃけ言うと「なんでも良いんじゃないかな?」というのが個人的な答えです。というよりも、磯の形状やその場のコンディションにより使うべきメタルジグの種類やカラーが異なってきますので、「とにかく色々試してみるのが大事」なんですよ。
また、磯はボトムの起伏が複雑になっており、メタルジグを使うとどうしても根掛かりが頻発してしまいます。慣れている磯であればまだしも、初場所では根掛かりによるロストが半端ないことになりがちなので、その打開策として「トップウォータープラグ」を使うことが多いですね。
ポッパー、シンキングペンシル、ダイビングペンシルなどのプラグがおすすめで、特にマズメの時間帯は青物が表層付近を意識していることが多いので、ぜひ投入してみて下さい。もちろん、マズメ以外の時間帯でも問題なく使えるので、一日をプラグで通すのもオッケーです。
ロックショア、場所選びのコツ
言うまでもなく、ロックショアジギングは「地磯」「沖磯」で楽しむものですが、磯であればどこでも良い!って訳ではありません。
当たり前のことですが【青物の回遊】がないことには青物を釣ることができませんので、釣行場所を決めるときは事前の情報収集を怠らずに行い、青物の群れがコンスタントに回遊してくる場所を選ぶようにしておきましょう。
青物の釣果はインターネット釣果検索サイトでは出にくい傾向(場所がバレると人が殺到しますからね、中級〜上級者になると無闇矢鱈に釣果投稿などしません)にあるため、仲の良い釣具屋さんを作っておくか、信頼できる釣り仲間ネットワークを構築しておくか・・・情報が巡ってくる環境作りもまた、ロックショアで青物を釣るために必要な要素となるため、その辺りの努力を怠らないことが釣果を伸ばすコツ。
ショアジギングの基礎知識まとめ
ここまでで「ショアジギング」「ライトショアジギング」「ロックショアジギング」の基本と必要な仕掛けについてのお話は終わりです。では続いて、ショアジギングを楽しむときの「基礎」部分についてお話していきたいと思います。
この項でお話する内容は以下の通り。
- ショアジギングを楽しむ時期
- 楽しむ時間帯について
- 雨の日のショアジギング
- 潮回りについての考え方
- ショアジギングを楽しむときの服装
では、一つずつ詳しく簡潔に見ていきましょう。
春夏秋冬、一年中楽しめる?ショアジギングの時期
ショアジギングを楽しむ時期の大前提として知っておきたいのは、「ショアジギングは一年中楽しめる」「地域(場所)によって釣れる時期がバラバラ」だと言うことです。つまり、ショアジギングを楽しむ時期をここで言い当てることはできない・・・ということですね。
個人的にメインフィールドとしている大阪周辺では、冬〜春は完全なオフシーズンとなり、春になるとチラホラ青物の釣果が出始める。夏になるとハマチ〜ときにブリ・・・ぐらいの釣果が出始め、秋が近づくにつれ本格的なシーズンに突入する・・・こんな感じです。
全国的に見ても「冬」はオフシーズンなことが多く(しかし、この時期に青物が釣れたら凄く美味しい)、春〜夏に掛けてはチラホラ釣果が出る感じで、秋にハイシーズンを迎える。おおよそこんな感じで考えておけば良いんじゃないかな?とは思っています。
また、ショアジギングのメインターゲットは青物ですが、何も青物だけしか狙っちゃいけない!という制約はないため、青物調査のために現場に出向き、回遊がなければ根魚やフラットフィッシュで遊ぶ・・・というのも一つの手ですし、多くの方がこんな感じでショアジギングを楽しんでいるとは思いますので、ぜひこんな感じで緩く楽しんでみてはどうでしょうか?
まずめだけしか釣れない?ショアジギングを楽しむ時間帯アレコレ
青物狙いのショアジギングを楽しむ時間帯は、基本的に太陽が出ている「明るい時間帯」です。暗い時間帯に絶対釣れない!なんてこともないでしょうし、実際夜に(たまたま)青物を釣ったこともありますが、可能性としては低くなりますし、非効率的であることは否めない事実なので、【ショアジギングは明るい時間帯に楽しむもの】と考えておけばオッケーです。
ただ、明るい時間帯であればいつでも釣れるのか?となると話は別で、釣れやすい時間帯、釣れにくい時間帯がどうしても出てしまいます。
その時間帯を私たち人間がズバリ言い当てるのは、最早神の所業と言えるほどは難しいことですが、「大体この時間帯が釣れやすいよ」という基準があり、その基準はズバリ「マズメ」の時間帯なんですね。まずめの時間帯はショアジギングに限らず釣りのゴールデンタイムですから、ショアジギングを楽しむときは必ずこの時間帯は外さないようにし、上手く釣行スケジュールを練りましょう。
個人的な経験としては「特に朝マズメが有望」だと言えるので、早起きして現場入りし、昼前に帰る・・・そんなノリで楽しんでみてはどうでしょうか?
日が昇りきって(沈みきって)いない、薄明るい時間帯のこと
また、「まずめ以外の時間帯に青物を釣るのは難しいのか?」という話ですが、決してそんなことはありません。まずめは釣れず、完全に日が昇った13時頃に爆釣する・・・というのは良くある話なので「敢えて狙うのであればマズメの時間帯だけど、時間的な制約がないのであれば1日中竿を振り続けるのがベスト」こんな認識でオッケーです。
ビショビショ確定。雨の日でもショアジギングを楽しむことはできるのか?
ポツリポツリと雨が滴る日は「濡れるのが嫌だし、釣りには行かない」そんな人が大半だとは思いますが、実は雨の日は魚が釣れやすい(かもしれない)チャンスタイムであり、人が少なく快適に釣りを楽しめる素敵な日であることをご存知でしょうか?
もちろん、打ち付ける雨が痛いと感じるほど大雨の日や、ゴロゴロと雷が撃ち付けているような日は論外ですよ?そんな日の釣りは命を脅かすほどの危険な目に合う可能性が高いですからね、大人しく家で釣具のメンテナンスでもしておいたほうがよっぽど有意義です。
なぜ雨の日は魚が釣れやすいのか?諸説あるようですし、その理由はハッキリしていませんが、「水面を叩きつける音が魚の活性が高くする」「雨で水温が下がり活性化する」「低気圧の影響で高活性になる」などなど、沢山の理由が折り重なるから・・・みたいです。
いずれにせよその結論は魚に聞いてみないことにはなんとも言えませんが、実際雨の日のショアジギングで良い思いをしたことは多いですし、何より人が少ないことで快適に釣りができるのが一番嬉しいです(雨はウザいですが)からね、「別に濡れることなんて何とも思わない」そんな人は、雨の日ショアジギングを楽しんでみてはどうでしょうか?
中潮、大潮しか釣れないの?ショアジギング「潮回り」の考え方
青物は潮の流れがある場所に回遊してくるケースが多いため、ショアジギングを楽しむのは潮の動きが大きくなる「中潮」「大潮」が最適!という言葉を聞いたことがあるとは思いますが、これは全くこの通りで、潮が動かない日よりは潮が良く動く日のほうが良く釣れる・・・と言えます。
潮の動きがタルいとベイトフィッシュの動きもタルくなりますからね、ベイトフィッシュが動かないということはそれを捕食している青物も動かない・・・ということになり、負の悪循環がグルグルと回ってしまうのです。
なので、釣りに行く日を調整できるのであれば、潮が良く動く中潮や大潮に釣行するのが一番なんですが、休みが固定されており、なおかつ家の事情でしょっちゅう釣りに出かけられない人はそうも言っていられないとは思います。
そもそも、大潮や中潮の日は「釣れやすい」というだけで、他の潮回りが「釣れない」ということではありませんからね。小潮でも長潮でも若潮でも、青物の回遊さえあれば問題なくショアジギングを楽しむことができるので、潮回りなど気にせずショアジギングを楽しむのが一番です。
リスク少なく釣りを楽しむ!ショアジギングの服装まとめ
ショアジギングを楽しむときは、考えられる危険を全て考慮した安全装備で挑むことをおすすめします。頭には日よけ、衝撃防止のための帽子を装備し、目の保護のためのサングラスをかける(顔にルアーが飛んできたときに目をガードしてくれます)
冬であれば防寒対策はもちろんのこと、夏であっても長袖長ズボンを徹底したところです。日焼け防止になりますし、万が一転倒してしまったときの防御力アップにもなりますからね、なるべく肌の露出を少なくすることが重要です。
また、残念なことに安全意識が低い人が多いらしく、ライフジャケット未着用の人をチラホラ見かけます(というより8割超がライフジャケットを未装着)が、万が一海に落水したとき、ライフジャケットを付けているかどうかが生存率を大きく左右することになるため、必ず装備しておきましょう。5000円ほどで売られているもので十分です。
後、靴は(なるべく)フィッシングシューズのような釣りに特化した靴を履くようにし、最低でも【滑りにくい靴】を履いておくようにしておいたほうが良いですね。ツルっと滑って転けてしまうと、怪我をするのはもちろんのこと、大事な釣り道具も破壊してしまいますからね。考えただけでも悲しくなるような事態を避けるため、できる限りの安全装備を着用し、安全安心に楽しくショアジギングを楽しんじゃいましょう。
ショアジギングの釣り方まとめ
さて、凄く長くなりましたが、ここからが具体的な「釣り方」に関する部分です。タックルを揃え、場所、時期、時間帯、基礎的なことは全て分かった・・・となれば、後は青物を釣るだけです。
ショアジギングって凄く難しいイメージを持たれがちだとは思いますが、実は思っているより簡単な釣りなんですよ。青物の回遊さえあれば初心者であっても上級者であっても、同じように釣れちゃいますからね(上手く回遊に遭遇するのが難しい)
基本的な釣り方(テクニック)さえ分かっていれば後は青物の回遊を待つだけ!ここではショアジギングを楽しむときの釣り方の基本についてお話していきますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
- ワンピッチジャークだけでオッケー
- 「ただ巻き」だけでも釣れる
- ボトム着底後は素早く立ち上げ
- 上手い人と下手な人の違い
では、一つずつ詳しく簡潔に見ていきましょう。
ショアジギングのしゃくり方は難しい?←最初の頃は「ワンピッチジャーク」だけ覚えておけばオッケー
ショアジギング関連の動画を見ていると、ロッドをバンバン大きく振り回し、まるでダンスでも見ているかの如くロッドアクションを付けている映像を見かけることがありますが、正直言って「そこまで大きく動かさなくてもいいんじゃ・・・」というのが本音です。
もちろん、大きく動かすほうが反応が良いときもあるんですが、ジグアクションなんて「ワンピッチジャーク」1つ覚えておけばなんとかなりますし、当然魚も良く釣れますので、最初の頃はアレコレやろうとするのではなく、ワンピッチジャーク一本で貫き通してみることをおすすめします。一番簡単なテクニックですしね。
やり方としては、キャスト後一旦ボトムまで沈め、ジャカ、ジャカ、ジャカ、ジャカ、と竿を50cmほど持ち上げる感じでロッドアクションを続ける・・・これだけでオッケーです。中層まで巻き上げれば再度フリーフォールでボトムまで着底させ、後はこれを繰り返す感じですね。
コツとしては、竿のグリップを脇の下に挟み込み、軽く腕を上下させる感じ。ほとんど力を入れなくても大丈夫ですし、一日中やり通しても疲れにくいのがワンピッチジャークの特徴です。
ジャカジャカ動かす必要なし!「ただ巻き」だけでも青物は釣れる!
ショアジギングと言えばメタルジグをジャカジャカ動かすイメージが強いですが、実はそんな激しい動きを演出しなくても、「ただ巻き」するだけで釣れるときは釣れちゃいます。
ただ巻きでしっかり泳いでくれるメタルジグを使うことが前提(→ジグパラや青龍ハイパーなど)ですが、キャスト後一旦ボトムまで沈め、グルグルグルグルと中層まで巻き上げ、再度着底させこれを繰り返す。たったこれだけの動作で青物が釣れちゃうんですからビックリです。
そのため「ジグアクションなんてしんどいから嫌」という人はただ巻きだけでショアジギングを楽しめば良いですし、「疲れてきた・・・」そんなときの気休めとしてただ巻きのショアジギングを楽しむのもアリですね。
ただ、青物は(どちらかと言うと)速い動きに好反応を見せることが多いため、なるべく早巻き気味の「ただ巻き」で攻めることを意識しつつ、ただ巻きショアジギングを展開してみて下さい。
根掛かり防止!ボトム着底後は素早く立ち上げよう!
ショアジギングはキャスト後一旦ボトムまで沈めることが多く、メタルジグがボトムへコンタクトすることを避けられない釣りなのですが、着底後長い時間置いてしまうとどうしても「根掛かり」が増えてしまうため、【ボトム着底後は素早く立ち上げる】ことが大事な要素となります。
コツとしては、メタルジグを沈めている最中は手で軽くラインテンションを掛けておき、ライン放出が止まったと同時にベールを返し、ロッドを大きく持ち上げ一気に底から離してやる。たったこれだけの動作を入れるだけで根掛かり率が軽減されるため、ぜひやってみて下さい。
また、メタルジグを沈めている最中って、後ろから魚が追いかけていることが多いんですよ。そのため、ボトム着底後すぐに立ち上げないとせっかく追ってきていた魚に「これは怪しいな」と見切られてしまうため、その点を考えても【なるべく速く立ち上げる】ことが大事だということが分かりますね。
ショアジギングが上手い人と下手な人は何が違う?
ショアジギングはそこに青物さえ回遊してくれば、初心者でも上級者でも比較的簡単に釣果を伸ばせる釣りなのですが、やはり初心者と上級者の間には大きな大きな差が開いており、「沢山釣れる人」と「少ししか釣れない人」に分かれてしまうんですよ。
これ、なぜなのでしょうか?思いつく限りをまとめてみたいと思います。
- 面倒くさがらずルアー(カラー)ローテーションをしている
- 飛距離を伸ばすキャストスキル
- その日の青物が反応しやすいパターンを見切っている
- 諦めず竿を振り続けている
- 良い場所を確保している
こんな感じですかね?特に「諦めず竿を振り続けている」「良い場所を確保している」ことはとても大事な要素で、ショアジギングで結果を残せない人ほど【しんどい・・・釣れない・・・】と颯爽と諦め、スマホゲームに走っていたり、場所のことを何も考えず適当にエントリーしていたり・・・とにかく、上手い人に比べ圧倒的に試行錯誤が足りていないってことですね。
ショアジギングで結果を残す上手い人は、釣れない状況下でも諦めず竿を振り続けます(青物の回遊は瞬間的なものが多いため、如何に投げ続けられるかが勝負)し、潮の流れを読み、一番良い場所へエントリーしていることが多いですからね。
ショアジギングが上手い人と下手な人の差はこんな感じですかね?ちなみに僕は颯爽と諦め、颯爽と昼寝をするタイプです。(すいません)
以上、長くなりましたが、ここでショアジギングの基本に関するまとめは終わりです。ここでお話した道具を揃え、時期、場所、潮回り、釣り方などを考慮した上でショアジギングを楽しむことで、きっと良い結果を残すことができるとは思いますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
ショアジギングはとにかく楽しい