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月下美人【ダートビーム】のワインドアクションで、魚の捕食スイッチをオンにしよう!その使い方やインプレ、使うべきジグヘッドを紹介!

※アイキャッチ画像出典:ダイワ

今回は、ダイワ月下美人シリーズからリリースされているダートアクション、ワインドアクションに特化したワーム【ダートビーム】についてのお話。

ダートビームの使い方や組み合わせるべきジグヘッドの種類、実際に使ってみたインプレなどをまとめていきますので、ぜひ参考までに。

ベンドしたテールが特徴的なダート専用ワーム!

ダイワ月下美人【ダートビーム】は、ダート系ワームによくあるスラッとしたシルエットをしており、ベンド(曲げられた)したテールを持ち合わせ、非常にキレのあるダートを生み出せるワームです。

ストレート系ワームなどでの横の釣りや縦の釣りで反応しない状況下では、ダートビームでのダートアクションを入れてやることで一発で捕食スイッチがオンになることがよくあるため、ワームローテーションの一つとして持っておくことで、何かと捗ることでしょう。

 

サイズは1.3インチと2インチの2種類がラインナップとして用意されており、より小さくキレッキレのダートを演出したいときは1.3インチ、ダート幅は小さくなるものの、体積が大きいことによるアピール度を増やしたいときは2インチ、そんな使い分けが可能となっています。

カラーラインナップは1.3インチが14色、2インチが13色です。

組み合わせるべきジグヘッド

ダイワ公式サイトによると、「月下美人 SWライトジグヘッド鏃 SS」「ノーマルのラウンドジグヘッド」でもダートアクションが可能!と書いていますし、実際それらジグヘッドを使って綺麗なダートアクションを演出することは可能ですが、ツリマガ編集部では、よりキレッキレのダートアクションを実現するため、ダートアクション専用のジグヘッドを使うようにしています。

具体的に言うと、JAZZ「尺ヘッドDタイプ」と組み合わせることが多いですね。

ジグヘッドの重さはフィールドの潮流や水深に合わせるのが一番で、2g〜5gを揃えておけばなんとかなるとは思います。個人的には3gのジグヘッドから始め、状況に応じて調整する感じで使っていますので、参考までに。

ジグヘッドにまっすぐ刺すことが絶対条件

ダートビームではなく、普通のストレート系ワームであっても「ワームをまっすぐに刺す」ことは基本中の基本ではありますが、ダート系ワームはその認識を3倍ほど強くしなければいけないほどは、【ワームをまっすぐに刺す】ということが、絶対条件となってきます。

ワームをまっすぐ刺さないことには綺麗にダートしなくなりますからね、綺麗にダートしないということは釣果に繋がる可能性も低くなるということなので、必ずまっすぐ刺すようにし、スイムチェックを行った後、投入するようにしておきましょう。

 

また、ジグヘッドとワームの間に隙間が空いてしまうと不必要に水流を受けてしまい、ダートアクションに悪影響を与えてしまいます。ダート系ワームはセッティングが難しく面倒なものではありますが、その壁を乗り越えることでストレート系ワームでは得られなかった釣果を得ることができるようになるため、できるようになっておくほうが良いですね。

魚の捕食スイッチを一撃で入れる!ダートビームのインプレ

・ボトムでのワインド釣法で、ダートビームを使っています。カサゴやチヌが良くつれるため、メバルやアジを釣るのに飽きたときは、ダートビームでのボトムワインドを楽しんでいます

・アジングとかメバリングって繊細な釣りだから、やってて疲れるときがあるじゃないですか?その気分転換として、ロッドアクションを付けるダート釣法を取り入れています。何よりワームを操作している感が楽しいですし、もちろん良く釣れます。秋口にダートビームを使っていると、よく太刀魚がHITするので困ったもんです・・・

・ただ巻きやフォールでは反応しなかったアジが、ダートアクションを入れてやることで一発で食ってくる・・・よくある話です。ダートは魚の捕食スイッチを一発で入れるのに適している釣法なので、食い渋っているときなどにぜひやってみて下さい。場がスレるのも早いですが・・・

ダートビームの使い方

ダートビームの使い方ですが、キャスト後任意のレンジまで沈め、チョン、チョン、チョンとロッドを30cm〜50cm幅でテンポ良く動かし、ワームに動きを付けるのが基本です。目でみて「ワームが左右に飛び跳ねる」ようにアクションしていればオッケーなので、必ず目視で確認するようにして下さいね。

綺麗にダートしないときは、ワームが真っ直ぐ刺せていない可能性が高いので、再度刺し直してからテストしてみて下さい。

 

アジやカマスなどの魚には「止めずに連続でダートする」のが有効的なことがありますが、個人的には連続ダートで使うことは少なく、ダートの間にステイを入れ、カーブフォールで落とし込むことが多いですね。

具体的には、チョン、チョンと2〜3回ほどダートさせ、その後カーブフォール。同じレンジまで戻し、再度これを繰り返す。ステイ中のフォールでガツン!とHITすることが多いため、食わせの間としてもステイを入れてやることをおすすめします。また、これをボトムでやるとガシラなどの根魚がHITするので、ぜひやってみて下さい。

 

アジ、メバル、カマス、サバ、シーバス、チヌ、アコウ、ガシラなどが良く釣れるので、魚種を限定せず楽しめるのも、ダートビームの魅力ですね。

以上、DAIWA ダートビームに関するアレコレでした。