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ジャクソン【アスリート】の使い方まとめ!完璧な基本性能を持つルアーでシーバスを狙い撃ち!

※アイキャッチ画像出典:ジャクソン

今回は、ジャクソンからリリースされている【アスリート】についてのお話。このアスリートというルアー、私が釣りを始めた10年以上前から人気のあるルアーで、その姿をほとんど変えることなく、現在も多くのアングラーに愛され、多くのアングラーに使われ、多くのアングラーが沢山のシーバスを釣っている・・・

最早、アスリートは「伝説」クラスのルアーであり、恐らく今後も使い続けられるであろうミノーなので、ぜひそのミノーとしての基本性能が全て詰まっているルアーを使い、沢山のシーバスを釣り上げちゃいましょう!

アスリートには、4種類のラインナップが用意されている

ジャクソン「アスリート」には、釣り方やフィールド、狙う魚種により使い分けることができるよう、4種類のラインナップが用意されています。

  • アスリート9S 7S
  • アスリート12SS 14SS
  • アスリート115MDS
  • アスリートダッシュチューン

この4つのアスリートを使い分けることで「より多くの釣果」を得ることができるようになるので、それぞれの特性を知り、自身の釣りスタイルに反映させていきましょう。

では、それぞれのアスリートについて、簡潔にまとめておきます。

アスリート9S 7Sの使い所と使い方

アスリートの90mm、70mmモデルです。70mmは7g、90mmは14gのウエイトセッティングとなり、フィールドにおけるベイトフィッシュのサイズ、必要な飛距離によって使い分けることができますね!

メインターゲットはシーバスですが、場合によっては「チヌ」が爆釣することも。

 

70mm、90mmサイズは、港湾部におけるスタンダードなサイズであり、大場所ではなく、港湾部や漁港、街を流れるちょっとした河川などで使い勝手の良いサイズであり、最もスタンダードなサイズでもあるので、そのようなフィールドでシーバスゲームを楽しむときは、70mm、90mm、いずれかのサイズが最適です。

また、タイプは「シンキング」となっており、アクションは「ローリング&ウォブリング」で、スローリトリーブからファストリトリーブまで、姿勢を崩すことなく安定したアクションを演出することが可能。

 

アスリート9S、7Sの使い方は、基本的に「ただ巻き」だけでオッケーですが、トゥイッチやジャークなどを織り交ぜたテクニカルな使い方にも向いているルアーなので、ナイトゲームではただ巻き、デイゲームではトゥイッチやジャークでのリアクションの釣り・・・など、使用環境により異なる使い方をするのがベストですね。

アスリート12SS 14SSはシーバスやヒラメを狙うときに最適

アスリート9S、7Sとは打って変わり、120mm、140mmの大きなサイズとなっています。リップのついているミノーはどうしても「飛距離」が犠牲になってしまうことが多いですが、120mm、140mmのアスリートは「ミノーにしては抜群の飛距離性能」を誇り、サーフや大規模河川など、広大なフィールドでも十分戦えるほどの飛距離を叩き出すことができます。

アクションはスローリトリーブで「ロール」、ファストリトリーブで「ウォブンロール」アクションとなっており、ただ巻くだけでシーバスやその他フィッシュイーターを魅了する動きを演出することが可能です。

 

アスリート14SSは、その大きなボディを活かし「磯やサーフ」での使用を考慮されセッティングされており、12SSはシーバスではなくヒラメをメインターゲットに設定されています。

もちろん、ベイトサイズや狙う魚のサイズによっては港湾部での使用もオッケーなので、7Sと共に12SS、14SSを所有しておくことで、引き出しの数が増えることは間違いありませんね。使い方としては、7Sと同じく「ただ巻き」が基本です。

アスリート115MDSは、より深いレンジを狙うときに活用しよう

アスリート115MDSは、ヒラメをメインターゲットしてリリースされているシンキングミノーであり、より深いレンジを探ることを意識した「ダイブ」タイプのルアーです。

アスリート12SSの潜行レンジがおおよそ1mなのに対し、アスリート115MDSは1.5mと50cm下のレンジを探れるようになっています。ヒラメはその日の活性により反応が良いレンジが変わるため、潜行レンジによる使い分けができるのはこれ以上ないプラス材料となりますね!

 

使い方は、他のアスリート同様「ただ巻き」だけでもオッケーですが、ヒラメの活性に合わせトゥイッチやジャークを織り交ぜることが効果的なこともあるため、その辺りは現場合わせで調整していきましょう。

アスリートダッシュチューンは可変アクションな使い方がベスト

アスリートダッシュチューンのサイズは、アスリート9Sと同じく「9cm」に設定されていますが、後方部にウエイトが追加されており、9Sに比べなんと10m以上もの飛距離がアップするように設計されています。小さいミノーを使いたいけど、飛距離も欲しい・・・そんな贅沢な悩みに応えてくれる、なんとも素晴らしいルアーですね!

アスリートダッシュチューンの使い方ですが、リトリーブスピードの変化による「可変アクション」が効果的です。

 

スローリトリーブではロールのみのアクション、ファストリトリーブでは「ウォブンロール」に切り替わる、この変化を利用し、最初はスローに巻きつつ、「ここで口を使わせる!」そんな場面で一気にリトリーブスピードを上げてやる。これが、アスリートダッシュチューンの使い方です。

シーバスを含めたフィッシュイーターは、急な変化に弱いんですよ。少し前まではロールアクションで控えめな動きをしていたルアーが速度を上げ、ウォブンロールアクションに切り替わる・・・これが魚のスイッチを入れるキッカケとなり、リアクション的にガツン!とバイトしてきます。

MEMO

4つのアスリートを使い分け、あらゆる状況下で多種多様な魚を釣り上げよう!