※アイキャッチ画像出典:シマノ
今回は、シマノからリリースされているシーバス用バイブレーション「サルベージ」の詳細や使い方などについてのお話。サルベージは良い意味で「スタンダード」なバイブレーションプラグであり、初心者、上級者問わず幅広い状況下で使える万能的なルアーなので、サルベージを使い、数多くのシーバスを釣り上げちゃいましょう!
サルベージのサイズやウエイト、飛距離
ウエイト | 飛距離 | |
---|---|---|
サルベージ60ES | 12g | 55m |
サルベージ70S | 16g | 75m |
サルベージ70ES | 20g | 64m |
サルベージ85S | 21g | 62m |
サルベージ85ES | 27g | 87m |
シマノ エクセンスサルベージの詳細スペックはこのような感じになっています。サイズは3種類がラインナップとして用意されており、シンキングタイプ、エクストラシンキングの2種があり、それぞれウエイトが異なっていますので、購入時は十分注意して下さい。
全てのタイプが「シンキング」となっており、飛距離は上記で書き記した通りです。特にサルベージ85ESの飛距離は87mと中々のぶっ飛び性能を誇っているため、大規模河川や外海に面したエリアでのシーバスゲームで活躍すること間違いなしです。
ツリマガ編集部的には、70Sの使用頻度が最も高く、状況に応じて(ベイトフィッシュのサイズや必要な飛距離)サイズを使い分けている感じなので、ぜひ参考までに。
3つのサイズ、5つのラインナップを駆使し、状況に応じた使い分けを楽しもう
おすすめのカラー
サルベージには12色のカラーラインナップが用意されています。デイゲーム、ナイトゲーム、晴れの日、曇の日など、使う日によって細かいカラーセレクトが釣果を左右する要因となることもあるため、できれば複数色を用意し、如何なる状況下にも対応できるようにしておきたいところですね。
ツリマガ編集部的な「サルベージおすすめカラー」ですが、「マイクロホロイワシ」「アカキンハイライト」「チャートキャンディ」、この3つがおすすめです。
デイゲームではイワシ系カラーを使い、夕まずめや光量の少ない時間帯やナイトゲームではアカキンを使う。テトラ撃ちなどのストラクチャー狙いのときはチャートキャンディを使い、ハイアピールでシーバスを誘う・・・そんなイメージを持ち、カラーセレクトするようにしています。
当たりカラーはその日、その場所、シーバスの活性により異なるため、自分なりの「カラーセレクト」を決めておくのが一番!
ソリッドタイプもある
サルベージには、ノーマルタイプの他に「ソリッドボディモデル」もリリースされています。メタルボディよりも軽い素材を使うことで「立ち上がり」を良くし、安定した動きを演出してくれます。また、ノーマルタイプに比べ薄幅ボディとなっており、深い場所(ディープエリア)での使用がより快適なものとなっています。
ウエイト | |
---|---|
サルベージソリッド70ES | 20g |
サルベージソリッド85ES | 26g |
サルベージソリッド60ES | 12g |
3つのサイズラインナップが揃っており、通常のサルベージに加え「サルベージソリッド」を持っておくことで、戦略的な引き出しが1つ2つ増えることは間違いない事実なので、必要に応じて追加しておくのも一つの手ですね!
サルベージの使い方
まず、サルベージのサイズ別での使い分けですが、「釣行するフィールドにより使うサイズを調整する」のが基本です。例えば、港湾部では60、70サイズ、大規模河川では70、85サイズ・・・みたいな感じですね。
また、シーバスの活性や捕食しているベイトサイズに寄せるのも大事な要素となるため、その辺りは現場合わせでいきましょう。
サルベージの具体的な使い方は「(基本的には)ただ巻き」だけでオッケーです。キャストしボトムを取り(深場では中層、表層を探るのもあり)、一定の速度で巻いてくる。そこに食い気のあるシーバスがいると、一発でズドン!です。
また、「ただ巻きだけでは反応が良くないな・・・」そう感じたときは、ただ巻きの中にステイを入れる所謂「ストップ&ゴー」と呼ばれるテクニックを使うことも有効的な手段ですね。5回巻いて1秒ほど止める、また5回巻いて1秒止める・・・を繰り返していると、ストップ後のリーリングでズドン!とHITすることが多いです。
「リフト&フォール」が効く場面もありますが、サルベージに関しては余計なアクションは入れず「ただ巻き」で広く素早く探るのが一番だと思っていますので、【サルベージの使い方はただ巻き】だと認識しておき、ルアーを信じ、とにかく1投でも多くキャストするのがより多くのシーバスをゲットするためのコツとなります。
サルベージは、とにかく【ただ巻き】での使い方が基本