※アイキャッチ画像出典:ダイワ
今回はダイワからリリースされているメバル用ペンシル【漂(ただよい)】をご紹介!「漂」は文字通り水面(直下)を漂わせるように使うルアーで、メバルが表層に浮いているときや、ミノーなどの波動が強いルアーでは口を使わないときに有効的なルアーです。
同社からリリースされている「漣Z(→漣Zの詳細)」や「夜霧(→夜霧の詳細)」と組み合わせて使うことでより釣果を伸ばすことが可能なので、ぜひお試しあれ。
水面直下S字アクションが有効的!「漂」の詳細スペック
月下美人「漂」のサイズは40mmとメバル用プラグのスタンダードとも呼べる大きさであり、分類としては「フローティングペンシル」というジャンルに収まるのかな?という感じ。
「漂」はボトムや中層に潜むメバルを狙うのではなく、水面にいるベイトを意識しているメバルにアプローチを掛けることができるルアーなので、水面、もしくは水面直下を引いてきたい・・・そんなときにセレクトしたいルアーです。
リトリーブすることで「S字系アクション」を演出することができ、メバルが弱った小魚、子イカ、バチなどを捕食しているときに効果的で、より小魚チックな動きを演出できるミノープラグと組み合わせて使うことで、どのような状況下でも対応できるようになりますね。
カラーラインナップは全7種類。
メバルが口を使わないときに有効的!?「漂い」のインプレ
月下美人「漂」は動ではなく弱寄りなルアーです。プラグでありながらワームのような使い方ができる・・・自分的には、そのような使い方をすることが多いですね。ワームよりも水面維持が楽ですし、浮いてるメバルに対し釣りを展開するときは、これ以上ない武器になること間違いなし!
個人的には、メバルがバチを捕食しているであろう4月〜6月にかけて使うことが多いですね。「漂」で釣れたメバルの胃を裂いてみると、大抵ウヨウヨとバチが出てきますから・・・地域によってはイカパターンでも使えるでしょうね。
ワームやミノーなどのプラグでメバルの反応がないときに「漂」を投入するようにしています。動きが非常にナチュラルな分、食い渋っているメバルに対し非常に効果的です。
よりスローな釣りを!「漂」の使い方
漂いはリップの付いていない「ペンシル系プラグ」のため、メバルに対し非常にナチュラルの動きで釣りを展開することができるルアーです。そのため、遠くにいるメバルを寄せて食わせる・・・というルアーではなく、メバルのいる場所に投げ込み、自然に口を使わせる・・・そんな使い方がベストですね。
スローリトリーブではそれほどボディを振ることなく、水面に「引き波」を立てながら動き、ある程度リトリーブスピードを上げると、水面直下で「S字アクション」を演出してくれます。
バチや小魚が水面を引くように動いているときは「デッドリトリーブ」でゆっくり巻く。メバルが浮いているベイトを捕食しており、なおかつある程度活性が高い状況下であればミディアムリトリーブでS字アクションを演出する・・・そんな感じですね。
また、「漂」はフローティングのため、潮の流れにルアーを流す「ドリフト釣法」でも使うことができます。難易度は少し高くなりますが、ハマれば抜群の釣果を叩き出してくれるため、巻きの釣りで反応がないときは、ぜひお試し下さい。
ちなみに、月下美人「漂」にはソリッドボディの「漂ソリッド」もリリースされているため、より飛距離が欲しい!そんな人は、ソリッドタイプの漂をおすすめします。
以上、月下美人「漂」の使い方やインプレに関するまとめでした。