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ブリーデン【バイスライダー】の特徴や使い方まとめ!前方、後方アイの使い分けにより、異なる動きを演出しよう!

※アイキャッチ画像出典:ブリーデン

今回は、ブリーデンからリリースされている一度で二度美味しいメタルジグ【バイスライダー】の特徴や、使い方についてのまとめです。バイスライダーは前方アイと後方アイで異なる使い方ができるため、2つの動きを駆使し、ワームでは反応しないアジやメバルをゲットしよう!

バイスライダーのラインナップ

バイスライダーには現時点で「7g(46mm)」、「10g(53mm)」、2つのサイズラインナップが揃っています。必要な飛距離や潮流により7gと10gを使い分けられるようになり、フォールスピードにも変化を付けられることから、この2つを上手く使い分けられるかどうかが釣果を左右する要因となります。

現在、4.5gモデルと20gモデルがテスト中みたいなので、詳しい情報が入り次第追記しますね。

 

カラーラインナップは9種類で、表面裏面で異なるデザインとなっているため、見ているだけでも楽しくテンションが上がります。個人的には「モリマンゴー」が好きなカラーで、一番実績のあるカラーでもあるので参考までに。

結束するアイの位置を変えることで、異なるアクションを演出することができる

バイスライダーは、前後どちらのアイへ結束しても使えるようになっており、前方アイ、後方アイでそれぞれ異なったアクションを演出することができるため、その場の状況に合わせた使い方ができるようになっています。

1つ買うことで2通りの使い方ができる・・・と考えると、非常にコストパフォーマンスの良いメタルジグですね。

 

前方アイへ結束することで、「スライドフォール」を演出することができ、不規則な動きでアジ、メバルの本能を刺激することができます。一方、後方アイへ結束することで、フリーフォールでは木の葉のように落ち、ただ巻きでは「スライドローリングアクション」を演出することができるようになっています。

詳しい使い方については後ほどお話しますので、そちらを参考にどうぞ!

バイスライダーの使い方は「バックスライド」「ただ巻き」がキモ

バイスライダーの基本的な使い方としては、前方アイに付けることによる「バックスライド」と、後方アイに付けることにより「ただ巻き」を軸にゲーム展開していくべきだと考えています。

アジやメバルをリアクションさせてバイトに持ち込みたいときはバックスライド、魚の活性が高くルアーを追いかけてくるような状況下ではただ巻き・・・このような使い方がベストです。

 

まず「バックスライド」のやり方ですが、基本的な考え方としては「リフト&フォール」だと考えておいて下さい。任意のレンジまでバイスライダーを沈め、フワッとリフトし、その後カーブフォールで沈める。そしてここからがキモで、ある程度ラインにテンションがかかった時点で、スッとラインテンションを抜いてやるのです。

こうすることでカーブフォールしていたバイスライダーが一気に後方へ「バックスライド」することになり、その不規則な動きに反応した魚が思わず口を使う・・・理屈としてはこんな感じですね。

 

ただ、バックスライドには少し難点があり、ラインテンションを抜くことで「アタリが取れない」んですよ。そのため、バックスライド後は必ず聞きアワセを入れ、魚が食いついていないかを確認するようにしておきましょう。

 

 

一方の前方アイでのただ巻きですが、これは文字通り「ただ巻く」だけでオッケーです。リトリーブすることで左右に「スライドローリングアクション」を演出してくれるため、弱った小魚が逃げ惑うような動きを実現できる訳ですね。

ボトムまで沈め中層まで巻き上げ、フリーフォールで着底。フリーフォール中は木の葉が落ちるような動きでヒラヒラと沈んでくれるため、ただ巻きで見せ、フォールで食わせる・・・的な使い方もアリですね!

以上、ブリーデン「バイスライダー」の使い方や特徴のまとめでした。